豆は「しあわせ」のタネである

[治五左衛門のだだちゃ豆]小真木だだちゃ

8月8日は「だだちゃ豆の日」

8月にはまだ少し早いのですが、予告です。8月8日、だだちゃ豆を食べましょう!

昨年9月、山形県鶴岡市へだだちゃ豆農家さんに会いに行きました。そのとき知ったのが「だだちゃ豆の日」です。2粒豆の膨らんだ莢の姿が「8」の字に似てるから、ということでした。

これから、だだちゃ豆のシーズンが始まります。

「だだちゃ豆」というのは、一つだと思っていました。鶴岡の生産者さんから、だだちゃ豆にはいくつかの品種があることを教わりました。7月中旬から9月の中旬まで時期をずらしながら栽培〜収穫されます。目安として、

7月中〜下旬 小真木だだちゃ

7月下旬 早生甘露

8月上旬 甘露

8月上〜中旬 早生白山だだちゃ

8月中〜下旬 白山だだちゃ

8月下旬 晩生甘露

9月上〜中旬 晩生だだちゃ

というような感じだそうです。それを教えてくださった「治五左衛門」のだだちゃ豆を取り寄せました。

 

今シーズン初の だだちゃ豆

だだちゃ豆のスタートは「小真木だだちゃ」から。私にとって今シーズン初のだだちゃ豆であり、初めて食べる品種です。

生産者の石塚さんの話によると「だだちゃ豆系統の中で最も早く収穫できる早生品種です。年によって味がのる年と、そうでない年があるので、とても気まぐれな品種です」とのことでした。

この前の「つるおかぼんちゃ」豆(茶豆)より、やや大きくて、黄緑色が鮮やかです。

①ゴシゴシ水洗い ②前塩 ③両端チョンチョン ④鉄製フライパンで蒸し焼きにしました。中弱火で12〜13分くらい加熱するのですが、9分くらいからだだちゃ豆特有の“そそられる香り”がしてきました。

豆粒にシワが寄っているのは、まだ温かいうちの写真だから。ほんのり色づき始めているのがわかります。ぷりっとした食感と、豆の甘さが強く感じられます。糖度が高くて、茹で立てのスイートコーンを思わせる味わいです。

だだちゃ豆特有の香りを感じるのは、温かいうちより常温に冷めたくらいからでしょうか。温度が下がると、甘さよりだだちゃ豆風味が立ってきて、「あぁ〜、おいし〜い!」と、満ち足りた心もちに。

この「小真木だだちゃ豆」は、去年見せてくださった石塚ファームのどの畑で育ったのだろう?? と空想しながら味わいました。

同梱されていたしおりに書かれています。

※だだちゃ豆が一般的なエダマメよりサヤが少し小さいのは、品種改良されていない昔からの伝統野菜だから。

収穫させるだだちゃ豆は全体の約7割が2粒サヤ。それは代々、2粒サヤの種を翌年の為に選別してきたためで、3粒サヤも1粒サヤも3割ほどある。

今シーズン、私はできるだけ多くの品種のだだちゃ豆を食べたいと考えています。

 

*7/26追記

「小真木だだちゃ」のもう1袋に、しあわせの4粒豆が入っていました。だだちゃ豆は2粒豆比率が高く、1粒豆と3粒豆が少々、4粒豆はかなり稀少です。しあわせの4粒豆さん、私のところにきてくれてありがとう。

*そのほか枝豆について、豆なブログ「枝豆のこと」に書いています。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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