豆は「しあわせ」のタネである

黒豆の枝豆、満喫中です!

枝付き枝豆、枝をとったら何グラム?

先日の丹波篠山味まつりで購入した黒枝豆、

総重量 約1.2kg、豆の重さはどれくらいだろう? と思って、枝を外して計ってみましたら‥‥

780gほどありました。ここから莢(さや)の重さを抜くと‥‥ そこは計っていません。立派な枝に丸々とした黒豆枝豆。総重量の約2/3弱が、さや豆の重さでした。

 

より美味しく味わうには?

「鍋にたっぷり湯をわかして茹でる」と書かれたものを多く見かけます。が、私は皆さんに「蒸し茹でするのがおいしいですよ」とご紹介しています。

 

両端チョンチョン塩2回」が最近のキャッチフレーズ。

枝付きの枝豆は、

①枝豆を枝からハサミで切り取る。このとき、サヤの少し内側(実側)をカットする。

②ザッと水洗いして汚れを落とす。(枝付きでない枝豆は、ここからスタート)

③塩をふりかけて、莢のうぶ毛を落とすようにゴシゴシもむ。

④さや豆をボウルに入れ、水を張って軽く混ぜてうぶ毛を洗い流す。

⑤サヤの反対側も少し切り落とす。(枝付きでない枝豆は、ここで両端チョンチョンとカットする)

⑥フライパン(あれば南部鉄やスキレットなど)に、⑤の豆と水少量(コップ半分ほど)を入れて蓋をし、弱火で10分ほど蒸し焼きにする。

⑦火の通り具合をみて、かたいようであれば再度ふたをして蒸し焼きに。

⑧程よいかたさになったら軽く塩を振りかける。フライパンを振って塩を馴染ませながら水分を飛ばして火を止める。

⑨ザルにとって、うちわであおぎ粗熱をとる

 

枝豆は調理後すぐと、常温に冷ましてからで味が変わります

冷蔵庫に入れて冷たくすると豆が締まってやや固くなるので、一度にたくさん茹でるときは自分にちょうど良い固さになったら食べる分だけ取り分けて、残りは「やや、やわらかめ」で火をとめます。

 

枝豆の熟れ具合で味わいが変わります

上のキレイな緑色から熟成が進むと下のように茶色いブチが出てきます。

上の若いサヤは、茹で立てに野菜のような青々しい味わいです。

下の茶色い斑が出始めたサヤは、豆にうま味が増してきます

もっと熟成が進むと、サヤは茶色いまだら模様に。アブラがのってきて、ツウ好みの味わいに。

 

どの段階で味わうのが自分の好みか、食べ比べてみるのもいいですね。(^_^)

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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