豆は「しあわせ」のタネである

8月の「辻音の黒枝豆」を味わう 2121

京都伏見 辻音の黒枝豆

この枝豆は私にとって思い出の枝豆です。2年前にテレビ番組「マツコの知らない世界」に出していただいたとき、マツコさんにプレゼンした黒枝豆。「これ、おいしいわね」と、たくさん食べてくださった記念すべき枝豆です。

今年は6月中旬に食べて、その後もねらっていましたが、なかなか購入できないまま過ぎていました。お店に「入荷したら連絡して欲しい」とお願いし、「とてもおいしい枝豆ですから、市場に出たら取ってください。お願いします」と。

木曜午前中に電話をいただき、その日の昼過ぎに買いに行きました。

8/12 アイハートで購入 袋込 793g 税込 538円 

 

伏見の黒枝豆を味わいました

実が大きくてプリプリしています。立派な枝豆です。茶色い毛並みが良くて、フワッとふさふさしています。

枝から切り落としたサヤ豆 425g けっこう立派な枝だから、豆のサヤも立派なのですね。

前塩、両端チョンチョン、中弱火の蒸し茹で〜11分で止めました。

豆粒も大きくて、旨みがのって、いい感じです。うっすらと黒みがかってきています。

この黒枝豆、品種は「たんくろう」と聞いております。一昨年と昨年は「6月下旬〜7月中旬くらいまではおいしくて、それ以降のは残念な感じ?」と思い込んでいました。

でも、今年のは8月でもおいしい。豆の状態もいいと思います。

お店の青果担当の方が「6月に入ってから、しばらく出荷がなかったので久々に入荷しました。あの後、状態が良くなかったそうで、やっと良くなったから再出荷が始まったと聞きました」と、様子を教えてくださいました。

日々、畑に向かう方々の妥協のない枝豆栽培が、私たちの食卓を楽しませてくださっていることを有り難く感じます。生産者さん、販売に関わる皆さま、ありがとうございます。

 

*その他の枝豆については、豆なブログ「枝豆のこと」に書いています。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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