豆は「しあわせ」のタネである

久しぶりの「出町ふたば」

旧三井家下鴨別邸のあとに

今日も元気に、取材と原稿執筆。外に出るのは午後、涼しくなり始める頃にと思いましたが、今日も暑かったですね。

取材あとに、立ち寄ったのは「出町ふたば」。夕方4時半過ぎの「ふたば」は行列が1列しか並んでなくて、ラッキー! 京都人は、あの「豆餅」を並ばなくても買えるところを知ってるから、あんまり並ばないのです。どこで買えるか、

・大丸 京都店

・京都タカシマヤ

・ジェイアール京都伊勢丹

そして、何と伊丹空港の出発ロビーでも購入できます。(朝早くは届いていないようです)

 

本当は並んで買って、賀茂川の河原で食べるのが美味しいのですが‥‥ 本日は、持ち帰り。

 

王道 豆餅

ぷにゅぷにゅのお餅の中に、こしあん。お餅に包まれた美瑛産の赤えんどうの塩味が、中のあんこと妙に良いあんばいです。迷うことなく、安心のおいしさ。行列の2列、3列くらいまでなら、並んでまで買って良いと思います。

だいたい皆さん、6個とか10個とか買って行かれます。人様を喜ばせる豆餅。いいですね〜

 

京白みそあん 柏もち

柏もちに「みそあん」があることを、私に教えてくれたのは、出町ふたばでした。福岡出身の私は、白い柏もちとヨモギ生地の柏もちしか知りませんでした。

「さすが、京都や〜!」と、その美味しさに感激しました。

あれから、どこかでみそ味の柏もちを売ってると買ってしまいます。出町ふたばのおかげです。

その、私にとっての「本家 みそあん 柏もち」を、久々に買うことができました。あぁ、しあわせ。

 

柏もち、記念撮影のあとに食べました。

ほんのりピンク色を帯びて見える柏もち。意外と皮(もち)が厚いです。白みそあんが美味しい! ホント、おいしい! 手亡豆白味噌を混ぜたのでしょうか、甘めの味噌が発酵の味を醸しています。

そして、今日、初めて気がついたこと。

みそあんの中にショウガも入ってる? るよね〜。

みそあんの甘さを中和するには、もちに、この厚みが必要なのですね。

柏の葉っぱの移り香が、うす肌色のもち生地に品格を与えているようです。

京白みそあん」の柏もち。やっぱり、MY ベストは、出町ふたば や〜! と思った初夏の夕暮れどきでした。

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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