豆は「しあわせ」のタネである

「豆パン・ド・カンパーニュ」を習う

パン・ド・カンパーニュ+豆

どうしてこんなに豆っぽいことばかり気になるのか‥‥ 何かを発想する中心に「豆」がある感じです。「これには、どんな豆が合う?」「この豆、自分ならどんなふうに食べたい?」「この料理なら、こう合わせるのがベストでは?」と、豆ごとの個性を考え、火の通り具合を調整します。

今回のパン教室のテーマは、パン・ド・カンパーニュ。先生からは「レーズンやナッツが入ったパン・ド・カンパーニュが、豆だったらどう合わせますか?」と。

ライ麦粉や精製度の低い小麦粉を使って、塩と水を使って作るフランスの田舎パン。時間をかけて発酵させ、少し酸味ある味わいが特徴のパン。卵型やラグビーボール型に成形され、丸いドーム型のものはブール・ド・カンパーニュと呼ばれているそう。

フランスの田舎風パンに、豆?

漠然としたイメージは湧くけど、正直、何が合うのかよくわからないまま数種類を用意し、『パンの耳 パン教室』に持参しました。

 

迷った、考えた、意見を訊いた

用意した豆は、

○メープルピース(豆苗用)の塩茹で

○青えんどうの塩茹で

○あんこ

○ゆば

○豆乳 ・・・ 採用されず

そのほか持参した食材は、

・ナッツ ・金ごま ・すりごま ・粉チーズ ・黒コショウ ・レーズン ・・・

 

豆パン・ド・カンパーニュ

私の考えが採用されたのは、「自家製あんこ+クルミ」

内村先生発想で、出来上がった豆パンは

「青えんどう+塩バター」

「メープルピース+クリームチーズ」

「ゆば+金ごま+金すりごま+レーズン」・・・私は時々、先生のことを ☆☆ 天才!☆☆ と思います。こんな発想、私からは出てきません。

カンパーニュは、いつもとは異なる材料、手順で作りました。熟成は前の晩から冷蔵庫に入れておくそうです。

先生と共同制作で出来上がったパンは、こちら。

焼き立てのい〜い香り♪ パリッとした皮部分と中のしっとり、ふがっとした中に、豆がぼろぼろビッシリ! ん〜、絶妙のおいしさ。

内村先生のパンは、具沢山が特徴でもあります。形や切込みの入れ方を変えて、4種類それぞれに見分けがつくようにしました。

4種類が2個ずつできて、数名の方にお味見していただくことができました。

 

届いた感想

・どれも、美味しかったです❣️

・お豆とパンの相性の良さに驚かされるとともに、お豆さんの可能性も改めて無限大とワクワクしました。

・4つの中では、塩バター+青えんどうが好き。

・赤えんどう&クリームチーズは、ワインがとってもすすみました。

・メープル(赤えんどう)は、ちょっとだけ豆がかたい?

・湯葉もパンに! とビックリ

・あんクルミ、びっしり。うれしい〜

焼き上がった日から、翌日、翌々日くらいまでに美味しく食べました。自分ひとりで、果たして同じように作れるかなぁ・・・

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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