「うさぎや」どら焼きと、国際マメ年
日本橋で「国際マメ年」ポスター発見
仕事で東京へ。打合せの前に日本橋の会社にお邪魔しました。
すると、ビル1Fのエレベーター入口と9Fの会社入口に「2016 国際マメ年」のポスターが貼られていました。さすが、東京都中央区日本橋です。新幹線を降りて歩いて行ける場所に、その会社はありました。
「国際マメ年」制定のルーツにつながる会社です。事業品目の一つに輸入豆も扱っておられます。こちらの会社のY部長をお訊ねしました。(^^)
でっかい瓶入りの豆の展示。さすが、日本橋です。貫禄が違います。
「うさぎや」のどら焼き、買いに行こう!
ご挨拶に上がったのは私のほうなのに、Y部長は豆好きな私のために急遽、
「うさぎやのどら焼き、並んでるかな? 無理かな? 間に合うよ、きっと。行ってみようよ!」と‥‥。地方出身の私を、直ぐさま「どら焼きの名店」に連れて行ってくださいました。
東京のどら焼きのおいしい店「うさぎや」、かねてより聞き覚えある名前で、いつか探検せねばと思っていたお店でした。猛暑で焦っていたため、残念ながらお店の写真はありません。
ふっくらとした生地に挟まれた小豆の粒あん。威風堂々とした「うさぎや」さんのどら焼き。今どきの流行りものの和菓子に媚を売ることなく、ボリュームあるふかふかの生地が、餡の甘さを包み込むように絶妙のバランスです。
興味本位で重さを3個計ってみたところ、131g、134g、137.5gありました。1個でしっかり満足する存在感。蜂蜜も使われています。
日持ちは購入の翌日まで。「発送不可商品です」の記載あり。よって今日、この大きなどら焼きを昼と夜、2つも頬張りました。
あぁ、しあわせです。^_^
ふっかふかのどら焼きを食べていたら、こんな話を思い出しました。
「どら焼きの表面はこんがりとした色が付いていますが、あれは焦げているのではありません。あんな色になるほど焦げていたら、焦げ臭くて食べられないはずです。あの色は褐変反応といって、アミノ酸と砂糖が結合したものが加熱されることによって起きるアミノカルボニル反応で、褐色に変化することによって生まれます。フランス人のメイラード博士が発見したことから、メイラード反応とも呼ばれています」
全国和菓子協会 専務理事 藪光生(やぶみつお)先生のご著書『和菓子噺』より
第四章 和菓子の種類と材料 ●砂糖 P103 転載
藪先生も、うさぎやさんのどら焼きをお召し上がりになるのかなぁ‥‥?
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