豆は「しあわせ」のタネである

緑豆の豆苗を栽培しました

緑豆は、もやしの豆

日本で売られているもやしの大半は、緑豆を日本に輸入して日本で栽培されたものと聞いています。

緑豆の原産国は中国とばかり思っていましたら、最近、穀物販売会社さんから預かった緑豆のサンプルは、ウズベキスタンの豆でした。国交とか紛争とか円安とかの影響で、輸入する国も変わってきたのかもしれません。

農林水産省のサイトには令和3年更新として、以下の文言が載っています。

緑豆はマメ科の植物で別名「やえなり」とも言われています。
小豆(あずき)の仲間で中の実は4~6ミリメートルと小さく、多くが鮮やかな緑色をしています。

中国から渡来(とらい)し、日本では江戸時代から栽培(さいばい)されていましたが、現在(げんざい)はほとんど作られず、タイやミャンマー、中国から輸入されています。

7年前に奈良で栽培された緑豆を買ったことがあります。今も栽培されているのでしょうか。

もやしは卵や牛乳よりも、安価すぎる価格で購入できます。それも、ちょっとね、と思うけど、そのことはまた別の機会に・・・

 

緑豆の豆苗栽培

もやし・・・ 発芽するまで、発芽してしばらく、暗いところで栽培するとモヤシができることは知識としては知っているのですが、豆苗栽培キットを所持しているため、豆苗を育ててみることに・・・

4月28日(金)

豆苗のタネを撒きました。タネと言っても、水洗いした食用の豆です。アミ面いっぱいに撒くと、あとですごいことになるので、大さじ1杯だけパラパラと。

 

4月29日(土)

アミの下の水を吸い上げて、たったの1日でこんなにも変化して・・・ 誕生のエネルギーに満ち満ちています。

 

4月30日(日)

水の上 ▲ と下 ▼

芽を出そうとするより先に、根が伸び始めます。

1日に1回、水を換えます。新しい水は浄水器を通した水を使っています。

 

5月3日(水)

水の上と下、どちらもすくすく成長しています。濃い緑色の帽子は、緑豆表面の皮です。

料理に使うときは、先に外しておくほうが口の中に残りません。

 

5月5日(金)

根っこはもじゃもじゃ、葉っぱはうっそうと茂っています。

この辺りで、そろそろ料理に使いましょう。

 

5月6日(土)

上から見たら、こんな感じ。

葉っぱが、スーッとしてて、豆粒状態では小豆と似てるけど、葉っぱの様子は小豆より細っこいです。

あ、料理。とりあえず端っこからちょっとずつカットして、トッピングに使っています。

きたロッソ入り茄子味噌のトッピングにしました。

緑豆の豆苗、市販の豆苗(赤えんどう)のように、2度、3度生えてくるのか、確かめてみます。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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