豆は「しあわせ」のタネである

「世界マメの日」制定記念レセプション

2019年2月8日、浜松町東京會舘にて

世界貿易センタービル39階の「ゴールドルーム」にて、「世界マメの日」制定記念レセプションが開催されました。雑穀輸入協議会さま主催のレセプションに、東京や横浜、北海道や名古屋、神戸などからも参加され、私も京都から参じました。

昨年に続き、今年も参加させていただけたことをうれしく思いながら会場へ。

最初に山名律子理事長にご挨拶し、それから会場を見回すと目に入ったのは赤い半袖に白いハチマキの豆兄貴。会場には、ほかにもたくさんのなつかしいお顔が・・・

始まりの言葉のあと、山名理事長のご挨拶から。続いてFAOのボリコ所長、・・・乾杯の挨拶とつづき、会場に用意された豆料理の数々を味わわせていただきました。

 

記憶に残ったお言葉

・「世界マメの日」は2月10日、豆の日は10月13日、春と秋のお彼岸のように「豆の日」が年に2回あるというのも良いことです。(始まりの挨拶)

・「2016 国際マメ年」の盛り上がりを受けて、昨年12月に「世界マメの日」が国連で承認されました。雑穀輸入協議会では毎年2月10日前後にこのような会を続けていきます。世界マメの日を、これからより多くの人に伝えていくため、意見交換ができたらと思います。(山名理事長)

・世界中の人が飢えることなく、自分たちの力で食を作り、野菜や穀物を作って生活していくことの大切さ。豆はたんぱく質やビタミン類が豊富で土壌も良くします。「国際マメ年」に続き、雑穀輸入協議会の働きかけで、今回新たなマメの記念日ができました。多種多様な豆類を日本や海外にもっと広めていきたい。(FAO ボリコ所長)

・2月11日は建国記念日、2月14日はバレンタインデー、それらを前に2月10日「世界マメの日」を広めていくのは、相当がんばらないといけません。例えば「2月10日は大福を贈り合う日」のような意識づけをしていくことが望ましいのではないかと、個人的に考えます。(飯田さま)

・関係団体が集まるだけでなく、もっと一般の人たちに豆を食べてもらう機会を作っていくことが望ましいのではないかと思います。(石川修さん)

そのほか、様々なお話がありました。

 

東京會舘の豆料理

会場にずらりと並ぶいろいろなジャンルの豆料理も興味深く、全品制覇を思って少しずつ取り分けて味わいました。

人様の豆料理を味わえる絶好の機会です。去年の反省を生かして、今年は昼食を軽めにして、おなかを空けて参加しました。

お料理一覧は、こちら IMG_20190209_0001

全部で11種類の料理と2種類のパン、3種類のスイーツが用意され、ビールやワイン、コーヒーなどと共にいただきました。

登場した豆は、ガルバンゾ、マローファットピース、レッドキドニー、鞍掛豆、大納言、うぐいす豆、レンズ豆、白花豆、白いんげん豆、紅しぼりでした。

さすが、「世界マメの日」を祝うレセプションです。これだけの品数の豆料理を作っていただくのは、どれくらい手間がかりだったろうと思います。人様が作られる豆料理を味わうと、失敗経験が多い分、勉強になります。

雑穀輸入協議会の皆さま、会場でご一緒させていただいた皆さま、ありがとうございました!

  

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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