豆は「しあわせ」のタネである

奈良『ハチドリ』さんで作陶体験②

2度目の八鳥さん

今年の2月に伺って「また行きたいな」と思ったままになっていた陶芸教室、奈良市法華寺町にある陶芸工房 八鳥さんで開催されています。

「年内のやり残しを1つでも少なくして2018年を迎えたい」気持ちから、奈良の知人にもお声かけして参加させていただきました。

前回作らせていただいた器がとても使いやすくて、その色違いが欲しかったのです。

豆なブログにもよく登場しているこの器、抹茶色のような草いろの取り皿です。どんな豆料理を盛りつけても、不思議に品良く収まるのです。

 

いざ、ロクロを前に座らせていただくと‥‥

10ヵ月前の経験はキレイに消え「やったことがある」という記憶のみが残っていることに気付きました。初参加のHさんと私は、まるで同じレベルからのスタートでした。

 

それでも3個つくりました

最初の1個は、先生のお手本。

自分も加わってやった1個目は、目指すサイズに大きさが足りない‥‥ いえ、勘をとりもどすための練習。

そして2個目が、なかなか伸びない。

直径15cmの器をつくるには、焼成で15%縮むことを勘案して18cm程度に作っておかないと、意外なくらい縮むのです。その体験記憶はあったけど、つくりたい器の見本となる初回作を持参してたけど‥‥ なかなか直径18cmまで伸ばせない‥‥

やっぱり今回も「神の手」が加わり、2つ目の形が出来上り。

「3つ目こそ自力で‥‥」という意志はあるものの、少しは早くなったけど、ひねりが入ったりして、やはり「神の手」に救い出され‥‥

上達したら、おそらく坐禅のように「無心」になれるのでしょうが、手順も満足に覚えていないうちは「無言」にすらなれません。

 

先生と生徒が2人、あーだこーだと言いながら、計7個の器の形ができました。

これから乾かして、形をととのえて色をつけ、釉薬を塗って乾かして、それから焼いて‥‥ 私たちのお遊びのような時間の後に、先生がやってくださる手間のほうが何倍もかかるのです。それもわかっていながら名入れの希望、色の希望、配送の希望などをお伝えし、楽しい時間を過ごして工房をあとにしました。

 

完成するのは来年の2月頃

先生にお預けした3つの器、できあがったら送っていただくようにお願いしてきました。

それまでの待ち期間に使わせていただこうと、豆ラボの「陶芸家 見野大介シリーズ」に新しい小さな仲間が加わりました。

見た瞬間にどんな料理を盛りつけたいか、イメージが湧く器。見野先生の器はいつも、料理のインスピレーションを招いてくれる器です。

とりあえず今は、初下ろしのために水浸け中。薄水色の小ぶりな器、その活躍ぶりは豆なブログの中で追々に‥‥

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  1. 2018年 1月 22日

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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