豆は「しあわせ」のタネである

2月10日、世界マメの日

「世界マメの日」だから

何か豆っぽいのを作ろうと思いました。本日使った豆と豆の加工品は、

◎能登産「うぐいすきな粉」のきなこ餅

 豆トモのYさんにいただいたきな粉。肌色大豆とは違う味わい。なんと表現したら良いのでしょう‥‥? むかし、父との記憶の中にあるにおい。

 青大豆のきな粉がうぐいすきな粉だとすると、これに砂糖を加えたら「パウダーずんだ餡」になる? 他愛もないことにいろいろ想いを巡らせながら、おいしくいただきました。塩少々を加え、和三盆糖をふりかけました。

 

◎いつものみそ汁

 現在は、昨年5月仕込の秘伝豆のみそを使っています。今日は、昼も夜もみそ汁を作りました。

◎レンズ豆入りのポテサラ

 「世界マメの日」制定のきっかけは、雑穀輸入協議会さんの働きかけによるもの。だとしたら、やはり輸入豆を使わねばと思い、水戻しせずとも活用できる赤レンズ豆を使いました。

 赤レンズ豆を茹でると、サーモンピンクから山吹色みたいな色に変わります。

◎節分豆の炊き込みご飯

 ここには、まだ節分豆があります。うるち米1.5合、もち米0.5合に、節分豆の小袋3袋、塩昆布ほどほどを入れてスイッチ・オン! レシピは、こちら

 けっこう美味しいです。簡単です。節分豆がない時は、大豆や黒豆、紅大豆、青大豆などをじっくりと乾煎りして使ってください。いえ、やはり節分豆がラクですね〜

 

自分で作ってないけど、食べておいしかったのは「ずんだプリン」。仙台市「ずんだ茶寮」さんの商品を、大丸東京店で買って来ました。だって、京都には売っていないんだもん‥‥

もう一つ、大丸東京店だったと思います。米八というお店で、ささげのお赤飯を売られていました。「大納言ではないところが、関東らしい!」と思って手にしました。凝ったパッケージで、500円+税。栗が4つものっていました。

 

「世界マメの日」に思う

豆なブログに「世界マメの日」というワードを書いたのは、昨年から7回目でしょうか。いま、日本に「世界マメの日」を知る人は、どれくらい居るのでしょう?

「世界マメの日」「WORLD PULSES DAY」と言いながら、世界中で「世界マメの日」を知っている人は、何人くらい居るのでしょう?

私は少なくとも10人には喋ったと思います。これからもっと話すでしょう。豆なブログを定期的に見てくださっている人も、直接話したわけではないけど、知ってくださったことと思います。

2月8日の会場に参加者が仮に100人おられたとして、その方たちがそれぞれ10人に話をすると、1,100人の人が「世界マメの日」を知ることになります。

しかし、ただ伝えるだけでは、忘れられてしまいます。「世界マメの日」は何をする日なのか、そこが定まらないと消えてしまうでしょう。

ひな祭りに「ひし餅」、お彼岸に「おはぎ」、お花見は「団子」、4月8日おしゃか様の誕生日は「あまちゃ」、子どもの日に「ちまき」、‥‥それぞれにイメージする食べ物があります。

「2016 国際マメ年」は、知ってる人は知ってて、知らない人のほうが多かったという正しい結果を認めて、では「世界マメの日」は何をどうする日にしたいのかを、もっと詰めていかないと広がらないし、定着しないはずです。

雑穀輸入協議会さんが、せっかく制定のためにご尽力くださったのだから、世の豆好きな人たち、よろしければ一緒に広めてください。そうして、豆を意識する人を増やしていきましょう。よろしくお願いします。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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