豆は「しあわせ」のタネである

鞍馬 多聞堂の「牛若餅」

「あうんの虎」を求め、鞍馬へ

3年ぶりに鞍馬寺へ行きました。行きは地下鉄+京都バス、帰りは京阪電車で出町柳まで。

鞍馬で迎えてくれたのは、世代交代した天狗さん。以前の天狗は鼻が折れたとかで、新人天狗は眉と髭が白くなっていました。

鞍馬駅から鞍馬寺へは歩いて登るか、ケーブルカーを使って登るか、2つの方法があります。

私たちは歩数稼ぎに歩いて登りました。

 

山頂で、お参りをしたあと、厄除けの「あうんの虎」を授与していただき、今年3度目のおみくじも引きました。空は快晴、清々しいトレッキング。

 

鞍馬のお饅頭屋さん

鞍馬駅から鞍馬寺の登り口に行く途中に、何軒か食堂と土産屋さんがあります。その中の1軒に、お餅や団子、饅頭などを売る店があり、登る前から意識していました。

下山して、その店へ。「牛若餅 多聞堂」は「京・洛北鞍馬山門前」に在るのですね。

あんこが入らない蓬餅、麦まんじゅう、牛若餅を買いました。

幼少期に鞍馬で修業した牛若丸にちなむ「牛若餅」、ちゃんと焼印が押してあります。ショーケースに入っていた牛若餅の紹介文に

〜 牛若丸で有名な鞍馬のお土産の一つとしてなくてはならないこの牛若餅とは、鞍馬街道をこの鞍馬の里より車で1時間ほどの広河原・戸生の村付近で八月の末から九月頃に落ちる 栃の実 を加工してお餅に仕上げます。

昔からの製造法で一年分をよく天日で干し、乾燥させて保存して、使う量を半月程流水に浸し、外皮をむき、実を出して灰汁抜きをして餅米と一緒に蒸して、つきあげこの牛若餅に仕上げます。〜

と書かれていました。日持ちはしないそうです。

ものすごく手間がかりな餅なのだとわかりました。

 

賀茂の河原で、牛若餅をいただく

京阪「きらら」で出町柳まで。そこから直ぐの賀茂の河原で、お餅や饅頭をいただきました。

<写真左から、牛若餅、麦まんじゅう、蓬餅>

牛若餅は、中に こし餡が入っていました。ご利益のある栃の実の味、あまりわかりませんでした。

空は快晴。子どもたちが元気に遊ぶ河原で、おいしくいただきました。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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