豆は「しあわせ」のタネである

山崎豆腐店のおから、1玉540g!

おからボールは蹴鞠サイズ?

昨日の続篇です。地下鉄東山駅から白川沿いを行くと、右側に山崎豆腐店があります。そこの冷蔵庫に、デッカイおからが売られています。私が買ったときは、ボウルに5個ありました。

おからとお揚げを買って200円を払う(おからは30円!)と、戻って計量です。

入れてくださった袋のまま計ると546g、袋から出したら540gくらいでしょう。

ふつうに売られている豆腐1丁は、約400gが多いです。おからは、茹でた大豆から豆乳を搾ったあとのものですから、水分量はかなり少ないわけで‥‥ 食物繊維がたっぷり入った540gなわけです。

 

生おからを保存するには

山崎豆腐店の奥さんも「フライパンで煎っておくと、冷蔵庫で生のまま保管するより日持ちします」と言われていました。その言葉に従って、夜、煎り始めたのですが‥‥

デカイ! 直径27cmのフライパンに入れ、ほぐしながら煎り始めました。

とにかくデカイ! たっぷり山盛りのおからは、しばらくするとうっすらと蒸気が出始めました。しかし、なかなかあんじょういきません。ボロボロこぼして仕方ないから、フライパンを2つに分けて‥‥

結局1時間くらいかけて、30円のおからボールを煎りました。仕上がりは、流行りの「おからパウダー」にダマが混じったおから。これも痩せる?

540gのおからを約1時間煎ったら、220gになりました。

 

さぁ、なん作ろう?

最初に思いついたのは、お好み焼き。たっぷりのおから、キャベツ、卵、水、塩、‥‥ 焼き始めて気がつきました。せっかく煎ったのに、水入れるなら元のおからと同じやん‥‥

しかも、焼き進むとボロボロくずれて裏返すことができない。。。 焼くと水分が飛ぶから、煎ったおからに戻る‥‥

おからのこと、何にもわかっていなかった‥‥ 小麦粉とか、片栗粉とか、おからに加えないと固まりませんね〜

 

よし、次。

オムレツにしました。卵、おから、ネギ、青大豆、塩、出汁だったかな。これは大丈夫。卵2個に対し、おからパウダーもどきは大さじ4、ちゃんと焼けました。

味は可もなく、不可もなく。こんな感じで使えばかさ増しになるし、カロリー減らせます。ここでは挽き肉がわりの感覚です。

 

そして、今朝。

トマト味のミネストローネに、おからパウダーもどきを大さじ2杯くらいたっぷり加えレンジアップして、かき混ぜるだけ。

はい。これが一番違和感なく消費できました。

おからパウダーの使い方同様、濃い味のものに加えると、おからの個性は消えてしまいますが、気にせず小マメにたっぷり摂取できそうです。

おからパウダーもどきは、まだ5分の2くらい残っています。1玉30円で、こんなにいろいろ楽しませていただいております(^^)

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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