豆は「しあわせ」のタネである

内村先生の「フラーニ」を習う

パンの耳 パン教室にて

昨年末からパン教室に通っています。それは、豆のパンを作りたいから。

世の中に存在する豆パンと言えば、あんパン・黒豆パン・うぐいすパンなどが大半で、たまに金時豆パンなどに出くわすことがありますが、どれも甘いパンです。甘いパンは、私にとっては「おやつ」な存在で、甘くない豆パンでなければ食事パンには成り得ない、と考えました。

甘くない豆のパンを探しても売られていない。だったら自分で作れるようになろう、と考えたのが始まりです。

12月から1、2、3、4月とようやく5ヶ月目に入りました。

今日は「パンの耳」パン教室で、内村浩一先生と豆のフォカッチャを作りました。こちらのパン教室は約2時間、マンツーマンで習う人のレベルと希望内容に合わせたレッスンをしていただけるのが特徴です。よって、私は初回から調理済みの豆持参で通っています。

本日、黄えんどう豆の水煮とレンズ豆の水煮を持参しました。

パンに使う豆は、気持ちカタ茹で&濃い味付けにしておくことで、パンに練り込んだりトッピングにしたりするとき、味がボケずに仕上がります。

 

豆パンづくり

おそらく私は覚えの悪いオバサンで、何回やっても捏ねるのがうまくなりません。パンの耳用語の「コネコネ」「スリスリ」「窓拭きスリスリ」、このどれも苦手。私があんまりトロイから、気がつけば先生の神の手が伸びる‥‥ すると、ふかふかのパンに出来上がるのです。

今日のは大きな型に入れて、オリーブオイルをたっぷりかけて焼き上げました。

持参した黄えんどう豆とレンズ豆も生地に練り込んで、2種類あわせて発酵させてオーブンへ。

今日も、え〜感じに焼き上がりました!

ふかふか、豆の味もアクセントになって、おいしいですよん♡

 

名前が大事!

フォカッチャって、ふかふかでオリーブオイルたっぷりのパンのことかと思っていたら、「平べったいパン」を指すそうです。

平べったいから「フラット」、食べて「にっこり」笑顔になるを組み合わせて「フラーニ」、内村先生のネーミングだそうです。

「じゃあ、今日のフォカッチャに私も名前を考えます!」と。

そう約束したから、考えてみました。

●黄えんどう豆のフォカッチャ

イエロー・フラーニ   フラーニY

フラーニ くるりん・・・えんどう豆を栽培するとき、ツルがくるりんと巻き付く様子

ほくほく フラーニ・・・黄えんどう豆のホクホクとした食感が特徴

●茶レンズ豆のフォカッチャ

ブラウン・フラーニ   フラーニB

フラーニ きらりん・・・レンズ豆のレンズがきらりと光るイメージ

ふらふら フラーニ・・・レンズ豆も平べったい豆だから、フラットの「ふら」がいっぱい入って「ふらふら」💦

 

そうねぇ、もうちょっと考えてみよう。ネーミングって、ふらっと降ってくるものなのです😉

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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