豆は「しあわせ」のタネである

坂本廣子先生の「赤ちゃんと子どもの命を守る防災教室」

Asahi グループのラボ・ガーデンにて

まなぼうさいラボ副所長であられる坂本廣子先生のお話をお聴きしたくて、梅田へ。坂本先生は、キッズキッチン協会 会長ほか、たくさんの食育や防災に関わる要職についておられます。

「社会と、育つ。」がテーマのラボ・ガーデンは、アサヒグループがつくる食と健康のコミュニケーションスペースで、大阪富国生命ビル4Fにあります。今回、初めて伺いました。

坂本先生のご講演をお聴きするのは、これが2回目。坂本先生はご著書やご講演の中で「子どもの脳の発達には豆が役立つ」と提唱されています。

最初はその言葉に惹かれて、坂本先生に興味を抱きました。が、いまは、豆のみならず坂本先生の防災に関するお考えや、子どもたちとの向き合い方について知ることは、生きる力を高めることにつながると感じています。机上の空論ではなく、実生活、実体験に基づく話は現実味があって深く響いてきます。

本日は、まなぼうさいラボの所長・坂本佳奈さん(坂本先生の娘さん)もセコンドに入って、諸々の防災グッズを紹介してくださいました。

 

子どもの脳の発達には豆

災害時には、食糧の安定的な確保が難しくなります。ガスや水道、電気が止まると、ふだん通りの調理もままなりません。そこで、

◎子どもたちの食事に必要な量の10〜20%を豆で代用することで、脳の栄養として欠かせない必須アミノ酸を摂取することができます。肉や玉子などは手に入らなくても、豆が補いになります。

アンコは素晴らしい栄養源となります。低血糖になりそうなときにも良いし、小豆から必須アミノ酸を摂取することもできます。

坂本先生の防災おやつを覗いたら、素手でさわらなくても食べられるバナナカステラや、豆菓子、甘納豆、羊羹など数種類集めてありました。

井村屋さんの「えいようかん」、気になります。

 

坂本先生の防災教室より

・坂本先生は1995年の阪神・淡路大震災を神戸で経験し、「人はこんなに簡単に亡くなるものなんや」という想いを味わわれました。その日、自ら娘さんの心肺蘇生をされた様子は、正に体験した人でなければ語れない実話。「心臓マッサージは、ここをこのくらいの早さで押すんやで〜」と教わりました。

・地震が発生したとき、地震のみならず災害発生時には、自助・共助・公助のうち、自助が最も大事です。一度に被害が発生するから、公助は無いに等しいと心しましょう。自助の力を身につけ、死んではならないのです。自分が生き延びて、一緒にいる人を助け、近所の人を助け、そうやって自分と周りの人の命を守ることが防災なのです。知識と訓練で、ふだんから身につけておかないと、「まさか」のタイミングで発生した際には手も足も出なくなります。

・いちばん弱い赤ちゃんや子どもを守ることができれば、大人やお年寄りを守るノウハウにもなるでしょう。

・排泄物の処理は1回分ずつ行えば、菌やウイルスに感染する心配も減ります。尿は切ったペットボトルを活用し、大便は折り紙で作った箱を利用。済んだら防臭ビニール袋に入れて処分を。

・ふだん清潔な環境で暮らしているため、私たちは危険を知らなすぎます。危険に遭遇して何もできないようでは、自分の命は守れません。

 

以上、坂本先生のお話のメモ書きより、自分の記憶を頼りにまとめました。認識違いがあれば訂正します。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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