あきしま三度豆 どろろん
岐阜県産の三度豆
京都・八百一本館で買ったやさい豆。初めて見る豆にワクワクです(^^)
売場には「あきしま三度豆」と名札が出ていました。「紫の模様は茄子の色と同じ栄養素です。表面の色がコクなっているほど、味がよくなります」と書かれていました。
そう書いてあるのにわざわざ、お店の方に「模様が濃いほうがおいしいんですね〜」と話しかけてみると「はい。濃いほうが豆の甘さが感じられるそうです」と答えてくださいました。
積まれていた10〜15袋くらいの中から、いちばん色が濃そうな袋を選んで買ってきました。
1袋 298円(税込)、袋のまま計ったら150gありました。
あきしま三度豆のオモテと裏
名前は「あきしま三度豆」、三度豆とついているけど、形はモロッコいんげんとそっくりです。この疑問は、少し前に「北海道産 ささげ」で感じた疑問で解決済みです。(^^)
三度豆もいんげん豆の仲間ですし、地域によってモロッコいんげんと呼ぶところもあれば、三度豆と言われる地もあるでしょう。それにしても、いたずらっ子が落書きしてペンで激しく塗ったような模様の入り方です。
写真を撮っていたら、ふと‥‥
写真の比率が微妙に違いますが、左と右は同じ豆のオモテと裏です。
同じ豆で、こんなに模様の濃さが違うのです! ふふふ。おそらくこれは陽に当たった時間の差ではないかと思います。想像するに、模様の濃いほうはたくさん陽に当たって、日焼けしたのでしょう(^^)
なんだか、豆ってやっぱり面白い!
どろろん
そして、どう食べようかと考えて‥‥ まずは、プレーンに塩茹でにしてみました。
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2分、3分、4分くらいで、あらら、模様がなくなった! どろろん です。
ウソのよう。煮汁は、乾燥豆を水に戻して茹でるときみたいに紫色になったりしません。煮汁は透明なままなのです。(金沢野菜の金時草や紫水菜は茹で汁に色がつきます)
あれぇ〜? じゃあ、冷めたら模様が復活するの???
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湯から上げて直ぐと、およそ10分ほど置いてからの写真です。
どっちも、模様が戻ることはありませんでした。そして、茹でた豆はすっかりモロッコいんげんのような表情に! どろろん です。
気になることを、もう一つ試してみました。
酸を浴びたら、どうなるか?
先ほどの茹でて少し冷ました豆を切って、りんご酢で和えてみました。しかし、模様が戻ってくることはありませんでした。。。
もう、こうなるとまるでモロッコいんげんですね。
モロッコいんげんを食べるとしたら‥‥ いつものように、最後はごま和えになりました。ごま和えの写真のほうが断面から見える豆粒の様子がわかりますね。
豆の断面を見ても、やさい豆のいんげん豆と同じような表情です。
いろいろ試しながら写真を撮ったりしていたら、いつの間にかこの豆が「あきしま三度豆」ということも忘れてしまって‥‥ すっかり、モロッコいんげんのごま和えを食べているような感覚で、おいしくいただきました。やさい豆の適度な食感と甘さが、リンゴ酢のさっぱりした酸味に合います。塩も少々加えて、白ごまをすって‥‥
298円で、充分楽しませていただきました。‥‥ あきしま三度豆、おもしろ〜い(^o^)
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