あんこのおまじない
カムカムエヴリバディ「たちばな」さん
NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で、おいしそうなおはぎが何度も登場しました。和菓子屋さん『たちばな』のお父さんが、若い職人さんたちにあんこ作りを指導するシーンで言っておられた言葉が印象的でした。
それを受け継いだ安子が、あんこ作りの際に唱え続ける言葉を、娘もちゃんと聴き覚えていました。
ロバートさんが、どうして安子のおはぎは特別おいしいのかと訊ねると、娘のるいちゃんが岡山弁で答えます。
「あんこのおまじないをかけとるからじゃ」と。
あんこのおまじない、お話は二部に移るけど忘れないうちに記録しておこうと思います。
たちばな流 あんこのおまじない
「小豆の声を聴けえ。時計に頼るな。目を離すな」
「何ゅしてほしいか小豆が教えてくれる」
「食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべえ」
「おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。おいしゅうなれ」
「おいしゅうなれ。おいしゅうなれ」
「おいしゅうなれ。おいしゅうなれ」
「その気持ちが小豆に乗り移る。うんとおいしゅうなってくれる」
「甘えあんこが出来上がる」
おじいさんからお父さんと職人さんへ、あんこのおまじないは受け継がれ、お父さんから職人さんへ、金太お父さんから安子へとおまじないは伝わっていきます。そして、るいちゃんにも。
たちばなのおいしいおはぎに、あんこのおまじないは効いていたと思います。
でも、ロバートさんの味覚には、もう一つ別のおまじないが届いていたように思います。「ヤスコ♡がつくったオハギ」だから、格別においしかったのよ、るいちゃん。
るいちゃんも、大人になったら分かるかな。
戦争未亡人として生きたお母さんのこと、わかってあげてね。嫌いにならないで。
娘が母の背で聞き覚えたあんこのおまじないは、この先きっと、どこかでまた登場すると思います。そう思いながら、見ててください😀
こんにちわ^^ hinatanomitiのブログ をやってるものです
今日の記事を書いていて ”白花豆・手亡豆”などを知りたく こちらにたどり着きました
[マツコの知らない世界〕にもご出演されたようで YouTubeで 拝見しました^^
”枝豆”を 「とりあえずって言わないで」
笑えて 同感もしました
ありがとうございます^^
hiatanomiti さま コメントありがとうございます。
白花豆と手亡豆、おいしいですよね。
白餡によく使われる手亡豆、高価な和菓子は白小豆の餡だったりしますね。
白花豆、機会がございましたら、ご自身で甘煮を作ってみてください。
お砂糖を入れる前の茹でたてホクホクの白花豆は、サラダやシチューなどにも合いますね。
夏場は枝豆に気を取られるため、晩秋〜初夏は乾燥豆とたわむれています。
今後とも、よろしくお願いいたします。