あんこ&おはぎレッスンを開催しました
あんこ作り、自己流でうまくいかなかった人たちも
10月の連休ナカ日、あんことおはぎを作るレッスンを開催。4名が参加してくださいました。
あんこ作りは、コツをつかめば、素人さんでも意外とうまくいきます。あとは待ち時間を考えて逆算し、あずき時間をどう過ごすか・・・
「100人いれば、100通りのあんこ」が表すように、あんこの作り方は人それぞれ。正解は無いのかもしれません。自分がおいしいと思うあんこの作り方が、いちばん。食べていただく方のお好みに仕上げることができれば、ベストですね。
・粒あん、こし餡
・和菓子屋さんのあんことスーパーに並ぶ和菓子のあんこ
・樹木希林さん主演の映画『あん』のこと
・あずきの話
・砂糖の話
・失敗しやすい事例
・加熱する温度とタイミンング
・塩加減
・火を止めるタイミング
などなど、小豆を煮る地味な作業の傍で、いろいろお話しさせていただきました。
タイミングをはかる
いろんな作り方がある中で、豆ラボのあんこレッスンでは、初めて作る方でも失敗しにくい作り方を伝授させていただいております。
・小豆の洗い方 ショキショキ ヘソ外し
・小豆の水つけ (約2時間をワープ)
・小豆を煮る 渋切り、煮るときの注意
・小豆のお見合い シロップを作り、煮汁を切って浸す(約2時間をワープ)
・仕上げ 煮る、塩加減、水あめ、こねるのではなく鍋肌を混ぜる
・加熱を止めるタイミング
など、実践しながらの説明。事前に、水洗い用・水つけ用・お見合い用・仕上げたもの の4回分の小豆を用意して・・・ 皆さんには、待ち時間を短縮しながら体験していただきました。
「砂糖を入れて、グルグルかき混ぜていました」というお声も耳にしました。そう言えば自分も、ビギナーの頃は本に書いてある通り、砂糖を2〜3回に分けて加えていたな・・・ と思い出しながら、そうすると豆の状態にムラがでて、口あたりのよろしくないあんこができ、妙にホグホグとしたあんこだったような・・・
その他も合わせて、様々な失敗の歴史がよみがえってきました。失敗の経験が豊富にあるから、皆さんのお困りごとに共感できます。
おはぎ作り
今後のためのおぼえ書き
・もち米1合で、小ぶりのおはぎ8〜9個分くらい
・外側があんこのおはぎは、中に包むお餅( “半殺し” にしたもち米だんご)を小さめに。あんこ玉を包む生地は、あんこのおはぎより大きめに。比率4:6くらい?
・あんこ、きな粉、青のり ・・・ 青のり、あおさ は当たりハズレあり?
今回はひとり4個ずつ作り、試食のあとはお持ち帰りいただきました。自分で作るあんことおはぎ、うれしいですよね。
皆さんには、おさらい用に小豆をお持ち帰りいただき、「忘れないうちに、願わくば1週間以内くらいにもう一度、自分であんこを作ってみてください」とお伝えしたところ、既に3名から「作りました」報告をいただきました。
豆トモさん、あんこ仲間が少しずつ増えています。
家で作りました。
うまくいってる、つもりでいましたが、
最終的に小豆の粒がかたくしあがりました。
小豆だけで食べる分にはおいしいですが、
もち米にまくと、ポロポロ落ちやすかったです。
最後の工程の加熱時間が甘かったかなぁ、、、
また近いうちにトライしてみます!
伝授いただきありがとうございました。
ara さま おさらい報告、ありがとうございます。
あんこの最終段階、火を止めるタイミングはいかがでしたか?
ちょうど良いと思って加熱を止めると、そこから水分が蒸発します。
心持ちより、もうちょっと水っぽい気がするくらいで止めるのもポイント。
豆粒の柔らかさにムラがあるようでしたら、小豆のお見合い前の茹で時間かと思います。
あん焚き10年、何度でもトライアゲインです。