大豆と柚子のフムス
ひよこ豆とダイズ、実は性質が似ています
たんぱく質が豊富な大豆、お豆腐や豆乳、味噌の食材としても知られています。「畑のお肉」とも言われ、テンペや大豆ミート、ベジフィレなどに加工したものを肉の代用品として使うマクロビ派、ベジタリアンなどもおられます。
ひよこ豆も、宗教上の事情から肉を食べない人たちが、たんぱく源として食べておられます。
左/ひよこ豆 乾燥と水にもどしたもの 右/水もどし中の大豆
水にもどして、水煮にするときの茹で上がり具合も、大豆とひよこ豆は似ています。煮くずれが少ないし、冷めてもプリッとした食感が続きます。だから、ひよこ豆レシピの料理を大豆に置きかえても、たいていうまくいくし、大豆の代わりにひよこ豆を使うと和風のおかずが洋風に変わったり‥‥
経験上ただひとつだけ、これはちょっと‥‥ と思ったのは、ひよこ豆で仕込んだ味噌。何かの資料に、ひよこ豆で仕込んだ味噌もおいしいと載っていましたが、食の好みを言わせていただくと、私はひよこ豆の味噌は苦手でした。
ま、それはそれとして、そのままになっていた「ひよこ豆でつくるフムスを大豆で作ってみよう」という思いつきを実践してみました。
大豆のフムス
ひよこ豆で作るフムスの材料をアレンジして、大豆バージョンのフムスに挑戦。
京丹波産の大豆、練り白ごま、柚子果汁(レモン汁の代わり)、クミン、オリーブオイルを使いました。ニンニクは入れてません。
大豆を茹でて、上記の食材と少量の大豆の煮汁を一緒にミキサーにかけ、細かくしたら出来上り。
こんな感じです。
大豆のフムス、粗つぶしで止めたから、ピーナッツバターのような舌ざわりです。柚子も違和感ありません。すっきりとした中に、クミンの粒感が上々です。
パンにたっぷり塗って、いただきました。うん、おいしいです!
<次回つくるときのためのおぼえ書き‥‥まだ改良の途中です>
・茹でた大豆 1カップ(約190g)
・白の練りごま 40g
・ゆず果汁 姫ゆず(小さい柚子)1個分
・E.V. オリーブ油 20g
・クミン 2g
・塩 2g
・大豆の茹で汁 大さじ1
こんにちは。トルコ料理店に行くと必ず注文するのがこのフムス。ワインにとてもよく合いますよね。通常、ひよこ豆を使用するところを京丹波産大豆を使うところが興味深いです。画像を見ているだけでもワイン一本空けられそうです(笑)。
長谷川さん、コメントありがとうございます。
ワインもお好きなのですね。強そ〜(^^)