ひかり味噌の無添加 減塩みそ
自家製みそが切れた時期だけの試し買い
冬場にみそ仕込会をして、毎年皆さんと一緒に2〜3回みそを仕込んでいます。
11月仕込 → 翌年5月頃完成
1月仕込 → 7月頃完成
2月仕込 → 8月頃完成
という具合に、発酵のため半年間寝かせます。みそが出来上がったら、しばらくはそれを使い、無くなってつなぎの期間は、市販のみそ研究に充てています。
ご近所の本田味噌さんで買うこともありますし、スーパーマーケットの棚で見つけたみそを買うこともあります。スーパーで買うときは「醸造アルコール」が使われていないものを選ぶようにしています。
<みその添加物>
醸造アルコール、酒精‥‥発酵を止め、色が悪くなるのを止める働き
ビタミンB2‥‥みその色を鮮やかにする
調味料(アミノ酸等)‥‥化学調味料や旨み成分
女子栄養大学 栄養クリニック監修の減塩みそ
今回使い始めたみそは、こちらです。
丸太町のスーパ「フレスコ」で買いました。650g入 378円+税(30円)でした。
安い。。。 自分で大豆をもどして、ヤワ茹での水煮にして潰し、塩きりした糀と合わせたものと混ぜて、みそ玉を作り、容器に入れて3ヵ月寝かせ、天地返しをして更に半月寝かせて出来る自家製みそと比べたら、なんと安上がりな!
と正直、思います。
何が違うのか? 流通にのせるため、量産するから安いのか?
材料が違うのか? 原材料は米、大豆(遺伝子組み換えでない)、食塩と書かれています。輸入大豆だから安いのですか?
などと考えながら、裏書きも熟視しました。
減塩具合は、ひかり味噌さんの標準品に比べて、塩分(ナトリウム)を25%カットした味噌だそう。
「15割米糀」は、通常のみその1.5倍こうじを増やしたということですね。
スプーンを入れた加減は、ふんわりした印象でした。しかし、以前のマルコメさんの「二十四割糀 糀美人」のようなふっくら、ぶかぶかした浮き感はありません。
直近買った「タニタ食堂」のみそと比べると‥‥ タニタが甘めの口にやわらかな味わいだとすると、こちらの栄養クリニック監修の「無添加 減塩みそ」は、味噌らしい旨みを感じるみそのように思います。
個人差があると思うので、気になる方はチェックしてみてください。私は、秘伝豆で仕込む自家製みそが好きだけど、それが無いときは、次もまた、この減塩みそを買うかもしれません。
タニタ食堂のみそは、粕汁に合わせるのに向いてるなと思いました。豆のみそポタージュも、タニタで作ります。
日常のみそ汁には、味噌らしい味のひかり味噌のほうがが合うかな? と思いました。
女子栄養大学は埼玉県と駒込にある私大で、「食は生命なり」の香川綾さんが建学された学校なのですよね。378円+税のみそから、香川綾さんのお話を読むに至ったことが、私には何よりの収穫でした。
もっと若いときに、こんな学校があることを知っていたらなと思いますが、10代の私は急ぎ足で社会人になることを考え、20代には広告学校に通うために貯金して、26歳で社会人から学生に戻ったような生活をしてきましたから、おそらくあの頃に知っても、気にも留めなかったかもしれません。
気になる今が、そこに学びを必要とするタイミングなのだろうと思います。
「女子栄養大学 栄養クリニック」、みそを使うたび、ふたの文字が気になっている昨今です。
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