北海道の豆な食べもの おぼえ書き1907
今ごろ書くのもなんですが、ここで書いておかないと記憶に残らないので、未来の私のためのおぼえ書きです。
千歳空港にて
保安検査場を過ぎて、女満別空港へ向かう便の搭乗口に行く途中に見つけました。「北海道くらし百貨店」という売店。この看板が、私を引き止めました。
「恵庭岳伏流水と中札内産の大豆で作ったとうふ白玉の組み合わせ」と書かれていました。ジェラートの種類が豊富で迷ったら、薦めてくださったのはコレ。二度焙煎きなこジェラートのとうふ白玉添え。
ほんのり芳ばしくて、おいしかったですねぇ。白玉の解凍がもうちょっと足りてなかったのが残念。でも、機会があれば、また違う味も食べてみたいです。
訓子府にて
豆兄貴特製の豆から作った「とら豆入り大地の煮込み」
とら豆、ベーコン、玉ネギ、キャベツ、人参、大根、塩、コショウが入っていたと記憶しています。
すごいね、豆兄貴。一緒にキッチンに立つことができてうれしかったです。滋味ゆたかな力強くやさしい味でした。
豆兄貴のお母さんが持たせてくださったお饅頭。バス旅4時間の途中でいただきました。生地の黄色はかぼちゃ? 白餡は手亡豆ではなく、白花豆ではないかと思いました。あんこが絶妙!
帯広〜糠平にて
帯広駅のセブンイレブンで買いました。ふだん、コンビニさんで食べものを買うことはないのだけど、北海道独特の「甘納豆の赤飯」だったので即買い。金時豆の甘煮が4粒も埋め込まれています。甘いお赤飯は、おやつっぽい? 税込129円
三之助「極みのふわふわ」おぼろ豆腐
上士幌町 村上農場の音更大袖振大豆が使われています。すっきりとしたおとうふでした。作られているのは、埼玉県の会社です。村上農場に届いたものを農場長が分けてくださいました。
泊まったお宿「中村屋」で見つけました。アルコールメニューに「豆ほろり」の字を見つけて頼んだら、何とそれは焼酎でした。日本酒と間違えていたからストレートで注文し‥‥ すみません、私は焼酎を飲むと眠くなります。焼酎の味を語る味覚を持ちません。ラベルに「豆焼酎」と書いてありました。
あずきスコーンとエスプレッソ
ロビーの火鉢で炙っていただくスコーン。お宿の手づくりだそうで、持ち帰り不可。宿泊客だけの特典です。おいしかったので、レシピをいただいて来ました。自分で作れるかな?
「中村屋」では、村上農場の豆が「はかりうり」されています。紫花豆、本金時、とら豆、エリモショウズが村上農場産でした。本金時と紅しぼりを買いました。
再び、帯広へ
お宿から、とかち帯広空港へ向かう道すがら、長すぎる待ち時間に六花亭の帯広本店へ。カフェがオープンするのは11時から。タイミングが合わず、買い物だけ‥‥
六花亭のおはぎ。マルセイバターサンドとチョコレート、キャラメルくらいしか知らなかったけど、本店ではケーキやおはぎも販売されていました。どれもリーズナブルな価格で、しかもポーション大きめです。
しそおはぎの中に、粒あん。やさしいお味でした。京都の仙太郎のぼた餅くらい大きかったです。
藤丸百貨店のデパ地下、かまぼこ屋さんで見つけた枝豆入りのかまぼこ。お訊ねしたら調べてくださって、枝豆は中札内産を使用されています。今はまだ旬ではないため、昨秋の冷凍枝豆が使われているとのことでした。
デパ地下で豆売場をチェック。音更産小豆 500g入り864円、音更大袖振大豆 500g入り 648円、音更産黒豆 500g入り 972円、音更産 新物 金時 500g入り 908円、ホクレン とら豆 350g入り 702円。
この土地の百貨店では、ほぼ音更産の豆が売られています。とら豆だけがホクレン。手竹が必要なとら豆は、音更町では出荷用には栽培されていないということでしょうか。
枝豆は、群馬の「みりょく」枝豆、埼玉の「いるまめ」が並んでいました。音更産の枝豆は、9月頃に並ぶのでしょう。もう少し先ですね。
帯広駅のパン屋さんで買った黒豆のパン。しっかりした生地に、黒豆がぼこぼこ入っていました。豆のパンはいろいろ見かけますが、甘くしない豆を入れてくれているのは良いと思います。
豆の王国 北海道は、豆の種類、生産量、使い方のバリエーションが日本一すぐれているのを実感します。その使い方も、京都や東京とは異なりダイナミックにふんだんに使われるあたりが、さすが王国だなと思います。
北海道、また行きたい。
この記事へのコメントはありません。