【丹波篠山】川北 黒大豆の枝豆を堪能する
うれしい、うれしい贈りもの
10月中旬、丹波篠山のYちゃんから「川北黒大豆枝豆の販売が始まったようです。よろしければ、お送りします」と、ご連絡をいただきました。私のリクエストは「中旬の川北黒枝豆が食べたい!」
それに応えて、いい感じの状態のものを贈ってくださいました。
箱の中には、緑色の鮮度保持袋に入った黒枝豆が2袋。
ぷっくりとした黒枝豆が、びっしりと実を付けています。Yちゃん、ありがとうございます!
川北の黒枝豆は7年ぶり?
前に食べたのがいつだったか、思い出せません。福岡に住んでいた最後の年に1回、京都に住んで2年目か3年目に1回‥‥ だったでしょうか?
いつも丹波篠山味まつりを目指して行くから、バスで篠山の中心部に行き、歩けるくらいのエリアしか回れず‥‥ 商店の店先で、たまたま「川北産」として売られているのを見つけて買ったのが1度だけ‥‥
だから、私にとってこの川北産は希少な黒枝豆です。Yちゃん、ありがとう!
直ぐに蒸し茹でにしていただきました。
程よく茶色い斑が出てるのが混じりバンザイ! です。緑色のキレイなのより、斑が出たのがおいしいのです。
丹波篠山・川北地区の黒枝豆。プリッとしたのと、炭水化物っぽいのと、ねっとりとした旨みが強いのと、いろいろ混じって食べ応えがあります。こんなに立派に育ててくださった生産者さんにも頭が下がります。
同封された「川北ほんまもんの会」しおりには、生産者さんのお名前と似顔絵も載っています。
〜 川北黒大豆は、味、粒、型、色合いに優れた日本一の黒大豆で、煮ても皮が崩れないのが特徴です。特に食べ味では、他にみることができないと多くの方々から賞賛をいただいております。〜古い歴史のある川北黒大豆は、篠山川の霧が一面にたなびくよき自然環境と粘土質の強い土地に恵まれたこの川北集落で、私たちの祖先が育み育ててきたものです。〜 と記されています。
そうでしたか。「篠山川の霧が一面にたなびく自然環境」は、9月に訪れた鶴岡の「白山だだちゃ豆」がおいしい理由と同じですね! と、そんなことを思いながら味わいました。
川北ほんまもんの会「枝豆の上手なゆで方」
さやつき枝豆500gに対し、塩120〜150g
①枝豆を水洗いし、両手でギュギュッと塩もみ(分量外)する。
②熱湯2.5〜3リットルの中に、①の塩もみした枝豆をそのまま入れて、約15分ゆでる。
③水をかけるか、広げてあら熱をとり、冷蔵庫へ。
ざっくりと、そのように書かれています。
塩の多さと、茹で時間15分に驚きながらも、最後の最後だけ指定の半分量で書いてあるように茹でてみました。
1さや食べてみると‥‥ 塩っぱッ!
水っぽさが残るかと思ったけど、そんなことはなく、茹でた黒枝豆もおいしくいただきました。茹でと蒸しでは、蒸しのほうが色味がキレイかなぁ‥‥
川北の黒枝豆、満喫しました。ありがとうございます!
10月21日に届いた2束とも、これまで長年推薦・愛用してきた黒枝豆とは、似て非なる無味なるものでした。大きな失望と裏切られた無念さでイッパイでした。それを過日貴会からのアンケート要請にも記入しました。読んでくれましたか?
ついては、当たり外れで諦めねば成らないのか?!せめて“ほんまもん”1束くらい、無償で贈って頂けませんか?!
と勝手申し上げますのは、私は、川北黒豆枝豆を普及・促進に先駆的役割を果たした中小企業診断士です。西紀町商工会(森口道雄さんが事務局長の時代)主催の異業種交流会(会員に山本幸一組合長さんもおられた)の指導者として活躍しました。私は「黒枝豆として一部を市場に出せば付加価値が高い」と提言し、「それは邪道だ」との抵抗をうけましたが、京都錦市場の大手青果店に持ち込み歓迎されました。そこから阪急百貨店などで卸すようになり、今日では「黒枝豆」の一般化にいたりました。
こういう歴史がありましたから「川北黒豆・枝豆」に対する私の熱い思いは消えることがないのです。宜しくお取り計らいください。