豆は「しあわせ」のタネである

金時豆レシピ2 タコライス

一豆三味(ひとまめさんあじ)

市販されている豆の多くは、内容量が200gとか300gとか入っています。その豆を一度に水洗いして戻すと、約2〜3倍に膨らむので、たいそうな量の豆三昧(まめざんまい)になってうんざり。豆が苦手になりかねません。

そこで、「一つの豆で、3つくらい料理が作れたらいいよね」と考えて提唱し始めた「一豆三味」。水煮にした豆は冷蔵庫に保存すると、3〜4日は大丈夫ですから、同じ料理ではなく2回目、3回目と変えていけば、本人はもちろん、ご家族にも飽きることなく喜んで食べていただけるのではないかと思います。

金時豆も、一豆三味。

ひとつは水煮にしたままの金時豆に、ヨーグルトをかけて味わってみてください。甘さがほしいなと思ったら、蜂蜜や和三盆糖、粉黒糖などを少量かけてみてください。低糖のヨーグルトをかけて、シナモンをはらはら振りかけるのも、私は好きです(^^)

下に載せたレシピとは別に、先日の豆なブログに金時豆入りの「茄子みそ」を載せています。これで、金時豆の一豆三味、楽しんでください。

 

金時豆入りタコライス

暑くなると食べたくなるタコライス。元々は『小冊子 凛 vol.15』で、お坊さまに教わったレシピを下敷きに、自己流にアレンジしました。

[材料 約2人分]

サルサ風ドレッシング(お坊さまレシピの丸写し)

・E.V.オリーブオイル  大さじ2

・トマト  1/2個

・黄パプリカ  1/2個

・レモン汁  1/2個分+α

・塩  小さじ1/2

・黒コショウ、または一味唐辛子  好みで適量

 

タコライス 具材

・金時豆の水煮  1/2カップ

・ひき肉  70〜80g

・ショウガ  すりおろしたものを少々

・サラダ油  小さじ1

・塩  適量

・チリパウダー  好みの量

・トマト缶  100gほど

・アボカド  1/2個

・レタス  適量

・雑穀ごはん  好みの量

 

 

[作り方]

1.トマト、パプリカを5ミリ目安で粗みじん切りにする。

2.小鉢にオリーブオイル、塩、コショウ、レモン汁を加えてよく混ぜる。そこに、1を加えてざっくり混ぜる。

3.鍋にショウガとサラダ油を入れて火にかけ、香りがたってきたら、ひき肉を加えて炒める。火が通ったら、金時豆水煮、トマト缶を加えて、更に熱し炒める。塩、チリパウダーで調味。

4.アボカドは1センチの角切り、レタスは大きめの千切りにしておく。

5.器にごはん、3、4を盛り付けて、2のサルサ・ドレッシングを添える。食べるときに、ドレッシングは好みの量をかけていただく。

 

ちょいピリ辛くらいが、私の好みです。よりスパイシーさを求める方は、ひき肉を炒めるときに、チリパウダーを増量してください。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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