豆は「しあわせ」のタネである

7月15日も「赤飯の日」

赤飯をつくろう

豆好きです。小豆が好き。枝豆が好き。とうふも好き。豆っぽいの、みんな好き。

毎月1日と15日を「赤飯の日」と言い続け、広める活動を地味にしています。今日、7月15日も「赤飯の日」。だから、赤飯をつくろうと思い立ちました。

今日の食材は、こちら。

 滋賀羽二重餅 1.5合+滋賀のうるち米 0.5合

 北海道・上士幌町「村上農園」のあずき、エリモショウズ。大さじ3

 仙台の海塩「伊達の旨塩」 小さじ1/2

もち米は無くなっていたので、昨日買ってきました。

あずきは、キメキメにしない家庭料理のやさしい感じに仕上げるときは、村上農場の小豆を使います。あんこも、これで作るあんこが好きです。

塩は、みそ仕込みに使った残り。おいしい味に仕上げたいとき、この塩を使います。

 

炊飯器でつくるお赤飯

お赤飯の定義として、「蒸しおこわ」でなければ赤飯ではない。炊飯器で作るのは、「小豆ごはん」だとおっしゃる先生もおられます。が、私としては、みんなが日常生活の中で「あ、お赤飯つくろう♡」と思ったとき、かまえずサッと作り始められるように、炊飯器バージョンでも良いと思っています。

炊飯器ですと、ふつうにご飯を炊くのと同じ、約1時間半でお赤飯が完成しますから。

<作り方>

1.うるち米ともち米を合わせて水洗いし、ザルにあげて30分以上おく。

2.小豆を丁寧に水洗いして鍋に入れ、沸騰したら茹でこぼし、渋切りをする。

3.2の鍋に水を加え、中弱火で20~30分ほど煮て、固茹で状態で火を止める。

4.豆の煮汁を使って水加減する。ザルにあげておいた米を炊飯器のお釜に入れ、煮汁を2合の目盛りよりやや少なめ(おこわモードが付いていたら、その線まで)に加える。煮汁が足りないときは水を足す。

5.4に茹でておいた豆を入れ、塩を加え、全体を軽くかき混ぜる。

6.炊飯器をセットし、通常どおりに炊飯する。炊き込みごはんモードや、おこわモードなどの設定がある場合は、それらも活用する。

7.炊き上がったら全体をざっくりとかき混ぜ、再度ふたをして10分ほど蒸らし、出来上がり。好みでごま塩をふりかけていただく。

*ごま塩は、白ごまが好きです。なぜなら、赤飯の赤とゴマの白で赤×白になって、おめでたい気がするから。「小豆の赤は邪気を祓う」とも云われます。忌明け、苦難除けのような気持ちで作るとしたら、その際は黒ごまを使う、と使い分けるのもアリかもしれません。

 

次の赤飯の日は、8月1日。

赤飯の日以外にも誰かのお誕生日や、何かのお祝ごとに「おめでとう」の気持ちを込めて、お赤飯を手づくりするのもいいかなと思います。

コロナ禍や豪雨被害で赤飯だなんて‥‥、と思う気持ちもありましたが、邪気を祓い「元気を出してね」と気持ちを伝えることもできるかな、と。元気な人は、その元気をもって良いエネルギーを周りに拡げていくことをしてもいいのではないかと思います。

みんなの心が丸くなりますように、という気持ちを込めて、私の赤飯おにぎりは丸くしています。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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