白いんげんとトマトの軽い煮込み、ほか
白いんげんを使って
手亡豆(上の写真)や大福豆、白金時などの乾燥豆を白いんげんと呼んでいます。
日本では白餡の材料に使われることが多い豆です。甘くすればあんこ、クセがないので甘くしなければ様々な料理に活用できます。1カップくらい一度に水煮にしておくと、献立が豊かになりますよ。
白いんげんたっぷりのトマト煮を作りました
<材料>
・白いんげん水煮 乾燥状態で1カップ
・玉ネギみじん切り 中1個分
・トマト 中2個
・ズッキーニ 1/2本
・オリーブオイル、塩、コショウ、ローリエ1枚
<作り方>
①トマトとズッキーニは食べやすい大きさに切る
②鍋にオリーブオイルをひいて、玉ネギを炒め、しろいんげん水煮、トマト、塩、コショウ、ローリエを加え、フタをして10分ほど煮る。
③ズッキーニを加えて更に5分ほど煮る。調味して出来上り
*料理に添えて盛り付けてください。
*好みでベーコンを加えたり、ひき肉も一緒に煮込んだりすると、おかずの一品に。
豆を常備しよう
豆料理を日常にするために、おすすめする豆3種といえば、
・大豆
・白いんげん
・レンズ豆
でしょうか。大豆はできたら、青大豆や黒大豆、紅大豆などにすると、料理の彩りとして役立ちます。
レンズ豆は、1晩水浸けする手間がかからない便利な豆です。茶色やオリーブ色をした皮つきのものと、皮をむいたサーモンピンクがデパ地下やこだわり食材店に市販されています。より早く茹で上がるのは、皮をむいた鮭色のレンズ豆。水洗いだけで、ほかの食材と一緒に加熱すれば大丈夫な優れものです。
白いんげんを使った料理は、下記に。
白いんげんの活用法
■水煮のままアクセント使いに
・水切りをして、プレーンヨーグルトのトッピングに。ほんのりした豆の甘さが、いい感じ。
・バニラアイスをやや溶かし、水切りした白いんげんを混ぜて再度冷凍庫へ。30分〜1時間くらいおいて、器に盛り付けていただきます。トッピングにミントやシナモンパウダー、ハチミツなどお好みで
■料理に加えて
・スパニッシュ オムレツ 材料は、みじん玉ネギ、ベーコン、たっぷり目の白いんげん、卵、塩、コショウ。よくかき混ぜ、オリーブオイルを多めに敷いたフライパンでフタをして弱火でじっくり焼き上げます。
・ラタトゥイユ オリーブオイルを敷いた鍋に、みじん玉ネギを炒め、白いんげん、ズッキーニ、トマト水煮、塩、コショウ、ローリエの順に加えてフタをして10〜15分。調味して出来上り。
・サーモンマリネ 玉ネギを薄切りにして水に晒し、水切りした白いんげん水煮、スモークサーモン、白ワインビネガー、オリーブオイル、塩、コショウで和えます。トッピングにバジルやミントなどフレッシュハーブを添えて
・白いんげんとトマトのサラダ ほんと、トマトとの相性よし。ざく切りにして、レモン汁+EVオリーブオイル+塩、コショウで和えるだけ。バジルを添えて出来上り
・白いんげんと豚肉のレモン煮込み 手亡豆水煮、セロリ、玉ネギ、ニンニク、オリーブオイル、豚の角切り肉、塩コショウ、小麦粉、ハチミツ、白ワイン、クミン、ローリエ、レモン、ブラックオリーブ、ローズマリー を使います。けっこう本格派。元は伊藤美由紀さんレシピのアレンジです。
・白いんげんと青菜のポタージュ 白いんげん水煮、豆の煮汁、玉ネギ、菜の花やブロッコリーなど、牛乳、コンソメ、塩、オリーブオイルを使います。作り方はコチラに。
白いんげんは、水煮にしたものを常温に冷まして、冷蔵庫で3日くらい保存可能です。
いろいろな使い方を楽しんでください。
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