7月1日「黒飯」を供える
大切な方を思って
「毎月1日と15日は、赤飯の日」と言いながら、おついたちと15日はお赤飯を作り、その日お会いする方々に赤飯おにぎりをお渡ししています。
が、今回はちょっと、赤飯の気持ちになれず・・・ 黒飯(こくはん)を作りました。
黒飯は仏事に供されるご飯です。
もち米のお蒸かし・・・6月27日に13回忌を迎えた古い知人と、奇しくも同じ日に旅立たれた大切な方を思いながら作りました。
黒飯の作り方
[材 料]
・餅米2合 (好みで、もち米1.5合、うるち米0.5合の配合でも可)
・塩 小さじ1/4
・黒い豆の水煮 大さじ3 塩 少々
・白ごま 小さじ1/2 (好みで)
[作り方]
①黒い豆の水煮を用意する。
豆を1晩水浸けして、鍋に水、塩少々と一緒に入れて茹でる。
豆は黒大豆、黒千石(雑穀売場で売られている小粒の黒い大豆)、黒小豆、黒いんげんなど。黒々と茹で上げるには、鉄鍋や鉄釘などを活用する。
時間がないときは、市販の「黒大豆の蒸し豆」なども活用可。
②餅米を水洗いし、ザルに上げて30分ほどおく。
③炊飯器の「おこわ」目盛りで②を2合分の水加減し、塩を加えて「おこわ」モードで炊飯。
④白おこわが炊き上がったら、①の豆を水切りし、白おこわに混ぜて再度ふたをし、10分ほど蒸らす。
⑤器によそい、好みで白ごまをふる。
*黒大豆を使う際は、敬意の表明にこだわって飛切極上、2L、L など大粒のものを選ぶより、程々の大きさのほうが黒飯には向いていると思います。
初七日・初命日・四十九日・初盆・一周忌・三回忌・七回忌・十三回忌・・・ 黒飯をお供えする習慣は地域性があるかもしれません。
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