豆は「しあわせ」のタネである

「粉なっとう」を試してみました

小さじ1杯に約10パック分の納豆菌芽胞?

楽天さんのサイトで見つけました。「スプーン1杯で納豆10パック分って、すごい!」と思い、母のために買ってみようと取り寄せました。

元は納豆ですし、豆つながりで自分でも試してみようと2種類を購入。

左の「粉なっとう」を母へ、右の「桑の葉入り 粉なっとう」を自分用にしました。「粉なっとう」はお試し価格で1,000円、桑の葉入りは1,080円でした。

 

生きて腸まで届く「粉なっとう」?

市販の納豆は「納豆菌」が働かないのだそうです。

そもそも納豆菌の働きとは?

日本ナットウキナーゼ協会のサイトによると、

1)乳酸菌など有用菌の増殖

2)腸内有害菌の抑制

3)上記2項目により、腸内細菌叢のバランスを整える。

4)強力なタンパク分解酵素とデンプン分解酵素を産生する。

5)ビタミンB群を豊富に合成する。

と書かれています。

「はすや」さんのサイトによると、

納豆に含まれる「納豆菌」は、熱や酸に弱く、腸に届くまでに死滅してしまいます。

納豆に存在している「納豆菌」は、菌としての役目が終わった、力を使い果たした状態なのです。

この状態は「栄養型」と呼ばれ、大豆から納豆になる際に、納豆菌が自己増殖するために活躍し終わった状態、いわば「花が開ききった状態」です。

とのこと。花が開ききった状態で、菌の力が弱い納豆は胃酸で死滅して、腸に届く頃には死滅してしまうそう。納豆菌全体の0.1 %しか生きて腸に届かない、と。

そのため、「納豆菌芽胞」という状態を開発し、品名「粉なっとう」として販売されているのが「はすや」さんの商品。ナルホドね、と納得して注文しました。

桑の葉入りにしたのは、ビタミンCや葉酸・鉄分が合わせて摂れると書かれていたから。

 

お母さんに効く?

齢を重ねると、便秘気味になるそうです。これまで、黒酢レーズン、ルイボスティー、黄えんどう豆ヌードルなど、良さそうと思ったものをいろいろ送ってきました。

そして、今回も・・・

どれも最初は調子が良くなり、慣れてくると反応しなくなり、結局、病院で処方された薬に頼ることになるようです。

それって、自分の未来かも・・・?

 

私も試してみよう

「納豆菌」はパン作りに必要な「イースト菌」と一緒の冷蔵庫に入れるのはNG、イースト菌が働かなくなり、パンが膨らまなくなると教わりました。

パン教室に通い始めて、私の納豆頻度は激減。

だから、常温で保存できる「粉なっとう」をナイス! と思いました。

商品が届いて約1週間。今のところ、できるだけ毎日使ってみるよう心がけ、1日に1〜2回ヨーグルトにかけて食べています。

ほんのり納豆の香り。納豆が平気な私には、何の違和感も感じない香りです。

効いてるか? わかりません。もともと快腸だから、これを食べて変化が生じているのか否か、今のところわからないというのが正直な感想。

腸活、菌活、「悪玉菌をやっつけて善玉菌を増やす」と考えると、1週間やそこらではなく3ヶ月、半年、1年くらい続けてみると体質に変化が生じるのかも?

 

ただ何となく「カラダにいい」と思っていた納豆について、この商品をきっかけに少し知ることができました。それだけでも買った甲斐があったと思います。

もうちょっと、続けてみようかな。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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