豆は「しあわせ」のタネである

「ぜいたく豆本舗」はコンビニさんの in shop

ローソン入口の看板が目に留まり

道を歩いているだけで、その方向を見ていなくても視界に入ってくる気配があります。それは「豆」に通じる何かの気配。

その日は、急ぎ足で真っ直ぐ前を見て歩いてはずだったけど、なぜかふと気配に誘われるようにテレパシーを受け取りました。奈良市三条通り沿い。

「ぜいたく豆」の看板は店の前に置かれていたけれど、普通に歩いていたら気がつかないかもしれません。

奈良名物? この畏怖堂々と由緒ある看板が、なぜに地べたに置かれてるの???

もう、気になって仕方ありません。店内を覗いてみると、フツウにコンビニさんの様相。

真相がわからず、店員さんに訊ねてみると、以前こちらにあった豆菓子屋さんが「ぜいたく豆本舗」だったとかで、現在はコンビニ営業に変わるも店内の一角で「ぜいたく豆」を販売しているということでした。

 

ぜいたく豆コーナー

レジ前の平台と、レジから見える壁面の棚に「ぜいたく豆」は並んでいました。

何種類もあるカラフルな豆菓子、豆以外にアメとかもありました。昔の駄菓子みたいなものもありました。それら全部が「ぜいたく豆」ブランドのお菓子。

昭和の香りが漂ってくる気がしました。

 

飾らないおやつ「ぜいたく豆」

小袋はひとつ108円、2袋買いました。

「梅かつお/左」と「磯じまん/右」。どちらも中に落花生が入っています。

梅かつおは寒梅粉・醤油・梅肉・鰹節などで味付けされています。

磯じまんは、いろんな味のミックス。寒梅粉・醤油・海苔・イカ粉・カレー粉・アオサ・ゴマなどが使われています。

サクッ、カリッと、どちらも軽いおいしさ。手が止まらなくなってしまいます。きっと、こうやって長く長く愛され親しまれてきたお菓子なんだろうなと思いながら、いただきました。

 

ブログを書くのにネット検索していたら、「ぜいたく豆本舗本店 旧応接室」がヒットして、それは「文化遺産オンライン」のサイトに載っています。

1951年頃に奈良県に建設された木造平家建、瓦葺の建物が文化庁の国して文化財としてデータベースに残っています。

お店はローソンになったけど、この建物や応接室は今も残っているのでしょうか?

奈良市内を歩いて偶然出合った「ぜいたく豆」は、奈良の豆菓子文化に欠かせない20世紀を牽引するおやつだったのかも‥‥ と、ひとり勝手に描いています。

ぜいたく豆のこと、もっと知りたいです。

奈良の豆仲間、仕事つながりの方たちにちょっと訊ねてみようかな‥‥

関連記事

コメント

    • 髙橋美恵子
    • 2022年 8月 31日

     変わらない行動に感銘。
     豆研究家に敬服です。
     三条通りのローソン知ってます。
     老舗のお店も世の中の変化でコンビニに。
     でも豆が販売されていて良かったです。
     

      • Nodoka
      • 2022年 8月 31日

      髙橋さま いつもありがとうございます。

      ぜいたく豆を買った日、晩ごはんは「かっちゃん」の店でいただきました

  1. この記事へのトラックバックはありません。

豆行事や催しなど

2022年 9月
« 8月   10月 »
    1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30   

Plofile

豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
Instagram

バックナンバー