豆は「しあわせ」のタネである

京都府立農芸高校産「京白丹波」の枝豆

白丹波の枝豆、食べませんか?

友人Kちゃんが連絡をくれました。「白丹波の枝豆、食べませんか?」

「食べる! どうしたと? 食べたい!」

「じゃあ、お届けしますね。農芸高校の生徒さんが育てた枝豆ですよ」

といったやり取りの後、西京区から上京区までクルマで片道40分以上かけて、届けてくれました。

京白丹波の枝豆、丸なす、ゼブラなす、甘長とうがらし。どれも、畑から摘み取ったばかりの気配がプンプンする野菜と野菜豆です。ありがと〜!

 

京白丹波を味わいました

「幻の」とも言われる貴重な京白丹波、乾燥豆で食べたことはあったけど、枝豆で食べるのは初めてでした。

失敗はできない。実験はせずに、しっかり味わいたいと思いました。だから、ふだんから「こうすると美味しくなる」と信じている調理法に忠実に・・・

両端チョンチョン、前塩2H、蒸し茹でにしました。11〜12分加熱。うちわであおいで、少し味見。「うまいねぇ〜、ほくほく。少し食べて、我慢して常温になるの待ってる。味の変化も確かめないとね😊」と、Kちゃんに送りました。

保冷剤で冷まして常温で味わって見ると、おいしさのタイプがいつも味わう枝豆とは違う印象でした。スーッとしたおいしさ、とでも言うのか、すっきりおいしい枝豆でした。

豆のサヤの色味、豆粒の色味ともに、他の枝豆の黄緑色より淡い色に感じるのは、「白丹波」だから? 学生さんたちが育てた、健やかな枝豆です。いつも以上に愛おしく感じました。

「京都府の農業試験場で種子用に栽培して、譲渡が最後となったタネです」とお聞きしました。京白丹波、もう作らないのかなぁ?

もし、そうだとすると、これは本当に稀少な枝豆です。このような枝豆を私にも味わわせていただき、ありがとうございます。

Kちゃんと農芸高校の生徒さんたちに、心より御礼申し上げます。おいしいの、ご馳走様でございました。

 

*そのほかの枝豆については、豆なブログ 枝豆のこと 書いています。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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