豆は「しあわせ」のタネである

桜が咲いたから、あの店へ

天神川沿いの「あの店」へ

春ですね。日本各地にさくらが咲いて、せっかくいい季節がめぐってきたと言うのに‥‥ 

昨今は残念にも、お花見NGの気配だらけですね。年明けから思い描いていた「とうふ屋さん巡り&お花見」企画はナシにしました。残念。

気分をかえて、自転車でさくらウォッチング&とうふ屋さん巡りに行ってきました。片道5Kmは走ったでしょうか、天神川沿いに咲くさくらを見ながら自転車を飛ばし、着いたのはコチラ。

2月に訪れた際に、「この店、さくらの頃にまた来よう」と、楽しみにしていたのです。

店に入って「さくらの樹の下で、パクッと食べられるものを買おう」と考えながら、見つけたのは「京のおざぶ揚げ」320円+税。試食が出ています。おいしそうです。もう、買うと決めてるのに試食して‥‥ 「どれどれ。うん、やっぱり、買い!」

それから、前回も買った「地豆腐」400円+税。全国各地の大豆を使って、久在屋さんが月替わりで作られているおとうふ。その他いろいろ気になる品をチョイスして‥‥ 計5品、税込1,728円でした。

支払いの前に、ダメ元で「もし、レンジがあれば、おざぶ揚げを温めていただくのをご相談できませんでしょうか? 天神川の桜のとこで食べたいんです」と、お願いしてみました。

すると‥‥ 本当はできないお願いだったと思うのですが、引き受けてくださいました。それどころか、食べやすい大きさに切ってくださいました。あぁ、やはりこのお店は素晴らしい。前回、百貨店のような店と思いましたが、いえいえ、百貨店を上回るお心くばり。呉服屋さんクラスのお気遣いです。

おかげで、うれしく店をあとにしました。無理をきいてくださって、ありがとうございます。

 

さくら並木と、京のおざぶ揚げ

久在屋のお姉さんが、温めて切ってくださった「京のおあぶ揚げ」、川沿いの樹の下でいただきました。

まだ温かい。何もつけなくて、そのままでおいしい。

店の看板には「ふっくら厚みがあり、食感は絹ごしのようになめらかでやわらかい厚揚げです」と書かれていました。ぱくぱく、ぱくぱくいただきました。お姉さん、ありがとうございます。

 

地豆腐「ツルの舞」と、お揚げなど

おざぶ揚げ以外の買い物は、こちら。

左から「きらず揚げ」は、おからを使ったお菓子。柚子こしょうドレッシングは、試食のお揚げをいただく時に付けたのがおいしくて買いました。

右下のへぎ板に包まれた「おあげさん」は、カラリと焼いていただきました。半分は、菜の花と共に酒粕和えにして、柚子こしょうドレッシングで調味。なかなかイケます。

北海道 道南産大豆「ツルの舞」の地豆腐。甘みを強く感じるやさしいとうふでした。自家用に栽培されている大豆だそうです。そんな貴重な大豆が私の口にまで入るとは‥‥ おいしいおとうふ、ありがたいことです。

これ、もしかすると、月替わりの「琥珀流し」にハマったように、くせになりそうです。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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