お盆のお供えに「黒飯/御霊おこわ」
8月15日「黒飯(こくはん)/御霊(みたま)おこわ」を作る
毎年「終戦の日」の今日、もしくは明日、「黒飯」を作っています。黒飯は地域によっては「御霊おこわ」とも呼ばれます。白蒸しにしたおこわに、黒い豆を後混ぜにするご飯です。
先の対戦で命をかけて、日本を守り抜こうとしてくださった方々と、お盆に戻ってこられた仏さまの魂をおくる意識で、夕方つくっています。
今年は、コロナの影響で京都「五山の送り火」も縮小点火されるとのこと。ご先祖さま方が、迷うことなく戻っていかれますように。そして、来年また会いに来てくださいますように。
黒飯の作り方
[材 料]
・餅米1.5合 うるち米0.5合
・塩 小さじ1/4
・黒い豆の水煮 大さじ3 塩 少々
・白ごま 小さじ1/2 (好みで)
[作り方]
①黒い豆の水煮を用意する。
1晩水浸けして、鍋に豆、水、塩少々を入れて茹でる。豆は黒大豆、黒千石(雑穀売場で売られている小粒の黒い大豆)、黒小豆、黒いんげんなど。黒々と茹で上げるには、鉄鍋や鉄釘などを活用する。
時間がないときは、市販の「黒大豆の蒸し豆」なども活用可。
②餅米と白米を合わせて水洗いし、ザルに上げて30分ほどおく。
③炊飯器の「おこわ」目盛りで②を2合分の水加減し、塩を加えて「おこわ」モードで炊飯。
④白おこわが炊き上がったら、①の豆を水切りし、白おこわに混ぜて再度ふたをし、10分ほど蒸らす。
⑤器によそい、好みで白ごまをふる。
◎黒大豆は、飛切極上、2L、L など大粒のものより、程々の大きさのほうが黒飯には向いていると思います。
◎毎月1日と15日は「赤飯の日」を提唱していますが、8月15日だけはお赤飯ではなく黒飯を作るようにしています。
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