豆は「しあわせ」のタネである

リベルテ JAPON 京都のランチにも枝豆!

お盆休み最終日に

帰省も諦めて、五山の送り火も縮小される2020夏、「このまま夏休みを終えるのもね‥‥」と急遽、有意義な夏休み計画を立てました。

①前から行きたかった京セラ美術館に行く。

②食べたいのを食べに行く。

そこで、ランチに選んだのは烏丸御池と四条の途中にある「LIBERTE JAPON KYOTO」、この前「グリーンピースの冷たいスープ 10種類の季節野菜添え」が、Very NICE! だったお店です。

席を確保して、コロナ用心で手を洗いに行く途中‥‥ 見かけたのですよ。枝豆のサヤをむいておられる料理人さんを!

スマホを出して、ゼスチャーでお断りして撮らせていただいたのが、こちら。

実に手際よく、ぴょいぴょいと豆粒を出しておられます。

まるで、御座候を焼く職人さんに見惚れるように、私はガラス越しのキッチンに見入ってしまいました。

前回のグリンピースを「缶詰か? 冷凍か? フレッシュか?」と考えながら味わったのですが、今日の枝豆はフレッシュです。黄緑色がキレイな、白毛の枝豆。品種は何だろう???

 

 帆立・アイス・ラタトゥイユ・ランチ

オーダーをお願いする際に「この中で、枝豆を使っているランチはどれですか?」と訊ねると、「鶏むね肉のロースト、バジルのクルート風」とのこと。しかし、鶏肉を2日連続で食していたため、迷って最初に惹かれたランチをチョイス。

正式な名前は「帆立のクリーミーアイス 冷製ラタトゥイユ添え」という長い名前のメインディッシュです。食べたいものを選んだにも関わらず、‥‥交渉。

本来つくはずのないラタトゥイユの冷えたガラスのお皿に、枝豆がのりました。しかも、サービスの量とは思えない、たっぷりと。粒の大きな枝豆が、おそらく7〜8サヤ分はあったと思われます。

枝豆グリーンのビタミン・カラーが加わったお皿は、より爽やか度がアップして、昼間から浮かれ気分で白ワインをいただいた次第。

素人の下手な料理説明を書くより、メニューに記された紹介文によると

ホタテ・オレンジ・ピスタチオにバニラオイルがアクセントのセミフレッドのまろやかな甘みと、夏野菜をたっぷり入れた冷製ラタトゥイユの酸味、フレッシュ野菜の食感が楽しめる夏の冷たい野菜プレート

と、ありました。

枝豆くん以外に、ベビーリーフと海藻とワカメと瓜と、火を入れていないズッキーニ、イエローのプチトマトがのっていました。ホタテのクリームをつけながら味わっているうちに、ふふふ。料理のアイデアが湧いてきました。

人様が作られた料理をヒントに、まったく別ジャンルのアイデアがひらめく。ひとりでいただく外食は、勉強になる店に限ります。

今日のパンに添えられた季節のディップ(パイナップル風味+フレッシュのタイム)も、トロピカルな夏の甘さを醸していました。

リベルテ京都のシェフは、実にステキな方です。あんなに広いお店の厨房で、まるで個人店のように融通を利かせてくださって‥‥ 本来、枝豆が使われるはずの「鶏むね肉のロースト、バジルのクルート風」も食べに行こうと思います。

う〜ん、それにしても「スズキのクロワッサン包み焼き 〜トマトのブランマンジェソース〜」も捨て難い‥‥

夏休み最終日のハッピーな思い出。明日からもまた、元気に仕事ができそうです。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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