豆は「しあわせ」のタネである

下田の「大人な あんぱん」

大丸京都店の特設売場で買いました

 

デパ地下の催事で、静岡のパン売場を見つけました。この前の「時をかける『あん』」で見かけた「静岡あんパン」の記憶があったから、静岡県下田市のあんぱんを買ってみました。

大人な あんぱん」という名前です。どんなパンなのでしょう?

 

売場のPOPには

厳選した北海道・十勝産の手亡豆と白小豆をブレンドした自家製の白餡に、ラム酒に漬けたレーズンが入ったあんぱんです。

白餡のなめらかな食感に大人な香りが口いっぱいに広がります。

と書かれていました。

ひとつ、税込 220円でした。

ほかにも「牛乳あんぱん」「下田あんぱん」「大粒栗あんぱん」が売られていました。さすが「パン祖」の静岡県だけあって、バラエティ豊富なあんパンが作られているのですね。

 

「大人な あんぱん」を食べてみました

あんぱんは、マッシュルーム型の愛らしい形をしています。表面のテカリもおいしそう。トップにラム種漬けのレーズンがひとつ。

店頭のPOPを真似て、断面写真も撮ってみました。

白餡にレーズンが混じり、なんとなく「紅しぼり/いんげん豆の仲間」っぽい印象です(^^)

パン生地は、ブリオッシュ系のバター風味弱め。バターではなく、裏面に「マーガリン(大豆を含む)」の表示があります。大豆を含むマーガリンって、何だろう?

 

あんこは、なめらかな白餡にラムレーズンが芳醇な香りをかもしています。このラムレーズン風味が「大人な」のタネですね。

濃厚クリーミィなラムレーズン白餡、最初に断面を見たとき、あんこが少ない印象を受けましたが、おそらくこのくらいの量が、パン生地と一緒においしく味わうのにベストな量なのだと思います。もし、この空洞にいっぱいのあんこが詰まっていたら、食べてしまうのがしんどそうです。

パンにラムレーズン白餡が入った「大人な あんぱん」、おいしくいただきました。

おそらく、こんなふうに断面写真など撮らず、手でちぎりながらパクパク食べるほうが、数段おいしいのではないかと思います。(^^)

 

一緒に買った「静岡遠州焼き芋パン」も、ふわふわ空洞感があり、芋あんにカスタードとシナモンが香るライトなパンでした。

静岡のあんぱん、これから意識して買うようになると思います。「静岡、あんぱん巡りの旅」なんてできたら楽しそう(^^)

 

 

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  1. 2017年 12月 05日

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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