豆は「しあわせ」のタネである

穀物屋「赤飯五穀米」と「二十八穀ごはん」

新商品をお送りいただきました

豆と豆料理の探検家、豆料理アドバイザーをしているおかげで、時々、商品サンプルをお送りいただくことがあります。今回は、ニュースレター「おいしい週末」でお世話になっている福岡県久留米市の穀物屋 森光商店さんから、炊き込みご飯の新商品サンプルをいただきました。

前置きとして書いておきます。私は「糖質オフ」は、全く考えません。農家の娘に生まれ、幼少期より米を主食として育ってまいりました。「おなかいっぱい、ご飯を食べなさい(そうしたら、たいていのことは大丈夫だから)」が口癖の母に育てられ、本当は朝食も、パンよりご飯を食べたい派。

パンも好き、ご飯も好き、お餅も煎餅もぜんざいも‥‥、好きなものを好きなように食べて糖質オフを意識することがないのです。というわけで、おいしい白ごはんや食パンは朝食の必需品。時に赤飯や炊込みごはん、玄米ごはんもいただきます。

 

赤飯五穀米

穀物屋の新商品は、

・国内産 赤飯五穀米 といだお米に入れて簡単炊飯

 1.小豆  2.もち白米  3.もち黒米  4.もち赤米  5.米粒麦(大麦)の五穀が使われています。

裏書きによると「お米2合に対し、大さじ2〜3杯を入れる」とのこと。私は試しに、お米1合に大さじ1杯の配合で炊いてみました。

こんな感じです。

通常、小豆を使って炊飯器でお赤飯を炊こうとすると、もち米を水浸けしている間に、小豆を別茹でにして、小豆にある程度火が通ってから煮汁で水加減して、もち米と小豆を一緒に炊き込みます。

しかし、この赤飯五穀米ですと、最初から小豆も一緒に混ぜて炊き込むことができるから、別茹での手間がいりません。

小豆は火の通りを考えて、小粒のものを配合されているようです。

 

赤い雑穀ごはんのイメージにも見えますが、小豆以外の穀物も加わることで、栄養のバランスが良くなるように思います。ビギナーさんにも手軽に使えそうです。

赤飯風の炊込みごはんの素‥‥ これをもち米と合わせて炊飯したら、仙太郎のぼた餅・雑穀バージョンが作れそう! と、密かに思いつきました。試してみよ〜

 

あごだし香る 二十八穀ごはん

「味の兵四郎」監修のあごだしが使われた雑穀ごはんの素。二十八穀のうち豆っぽいのは、黒大豆、小豆、大手亡、大豆、青大豆が入っています。豆率 約18%の炊込みごはん、いいですねぇ〜。

袋を開けたら想定外、2種類の小袋が3袋ずつ入っていました。「白米1〜2合に、二十八穀と出汁を各1袋」の説明書きに沿って、私はお米2合に混ぜました。

炊き上がり、ふんわり出汁の香り。28種類もの穀物が加わって、白米と合わせて二十九穀を一度にいただきました。出汁入りは、冷めてからも味わいがあります。お弁当やおにぎりにも向いてるなと思います。

その昔、雑穀は白米のかさ増しに混ぜたと聞きますが、かさ増しをせず白米だけのご飯になって、脚気その他、体調にマイナス影響が出たそうです。近年の雑穀ごはんは決してカサ増しではなく、健康志向と彩り感で人気です。

穀物屋のYさん、新商品のサンプルをありがとうございます。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

豆行事や催しなど

2024年 10月
« 9月   11月 »
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31    

Plofile

豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
Instagram

バックナンバー