豆は「しあわせ」のタネである

節分豆で炊き込みごはん

節分豆の由来

豆富本舗さん(京都市下京区)の節分豆を買ったら、掛け紙に書かれていました。

〜 節分の夜に数豆を家の内に投げて疫鬼を祓い各人  年の数の豆を喰い、更に同数の豆を紙に包みて厄を払うは足利時代より今に至れり。若し善客に志して福を得給はんとなればこの豆を用い給うに限ると信ず 〜

 

豆をまくのは足利時代からなんですね。平成の末期に私は、あす、護王神社で豆撒きびとをさせていただきます。

節分豆ごはんのレシピは無事、明るいうちに神社に奉納してきました。ウキウキ、今日は早く寝よう〜(^^)

 

節分豆で炊き込みごはん

このレシピは、1年前の2月4日に掲載された「新婦人しんぶん」用に考案したレシピです。

子どもたちが節分の豆まきは喜んでするのに、その豆を最後まで食べずにそのまま残ると聞いて、おいしく食べてしまう方法はないかな? と考えました。

節分豆は煎った大豆ですから、自分で一から大豆の炊込みごはんをするときのように、豆を煎る手間が省けると考えました。味付けもカンタンなように塩昆布を使いました。そして、煎り豆による水加減の加算分を、もち米を使うことで減らそうと考え、プラスマイナス0のちょうど良いパランスを見つけました。

もち米を使うことで、冷めてもふっくらの炊込みごはんができます。お弁当にもどうぞ(^^)

[材料]約4人分

・節分豆 30g

・塩昆布 5〜10g  市販されているフツウの塩昆布でOK

・白米  1.5合

・もち米 0.5合

・軸みつばやアサツキ、 白ゴマなど好みで

 

[作り方]

1.白米ともち米を合わせて水洗いし、ザルに上げて30分おく。

2.炊飯器に 1 のお米と節分豆、塩昆布を入れて2合分の水加減にする。

3.いつも通り(または炊飯器の炊込モード)に炊いて、炊き上がったら全体をざっくり混ぜ合わせて出来上り。

*好みで軸みつばやアサツキの小口切り、ゴマなどをのせる(混ぜても可)。

*もち米を入れないときは、水を大さじ2ほど足してください。

 

カンタンにできますから、どうぞ、おためしください。

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  1. 2019年 2月 06日
  2. 2019年 2月 11日

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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