第4回 赤飯教室「豆ごはん嫌いは小学校の給食のせい!」
赤飯づくりを嫁入り道具に
12月12日(土)、豆ラボでは本年4回目の赤飯教室を開催しました。ご参加くださったのは、こちらのお二人。’80年代生まれの独身OLさんたちでした。
本日の赤飯教室でも、
・豆や米など材料についての説明
・炊飯器で手軽に作る手順と段取り、失敗しそうなところと上手に調整するコツ
・赤飯づくりの実習と講義 栄養や地域性、毎月1日と15日は「赤飯の日」紹介など
・赤飯が炊ける間に、おかずや味噌汁づくり
・試食会&赤飯とそれ以外の女子トーク など盛りだくさん。
もうすぐご結婚されるというMさんは、近未来のお母様のご健康とお赤飯についてご質問くださいました。いつも相手を気遣うことを大切にするMさんならではの、やさしいお心くばり。お母さまにきっと届くことと思います。これから始まる新しい家族のお祝いのシーンに、手づくりのお赤飯を加えてくださいね。
そして、もう一人の参加者・Tさんは、なんと「赤飯が苦手。その苦手感を変えたい」とご参加くださったチャレンジャー! 本日、みんなで作ったお赤飯を、Tさんはお替わりして‥‥ やさしすぎる〜 もし、これから自分で作ることがあれば、何回か食べて、食べ慣れてくださるといいなと思います。
赤飯は、誰かのしあわせなシーンをお祝いしたり、頑張っている人を応援したりするのに似合います。30代のこれから、自分と誰かのために赤飯を作り一緒に味わうしあわせなシーンが、何回も何十回も訪れますようにと願います。
12月12日 豆ラボで作ったお赤飯
錦市場で見つけた丹波大納言の新豆を使いました。お正月前にご褒美買いで、2Lサイズを選びました。大納言ですが、新豆なので思った以上に早く火が通りました。
結果、大納言なのに、おなかが割れてしまいました‥‥ 時には失敗もしながら、それもまた参加者さんの経験の一つにしてもらいましょう。茹で時間の調整や炊き上がりのかたさ調整など、合わせてお伝えしながら、失敗しないコツを身につけていただきます。
本日のお赤飯材料は、
・小豆 ‥‥‥‥‥‥ 丹波大納言2L
・もち米 ‥‥‥‥ 佐賀県産 ヒヨクモチ
・うるち米 ‥‥‥ 福井県越前たけふ産 こしひかり
・ごま塩 ‥‥‥‥ 京都山田の へんこ ごま塩
試食は
・自家製 紅大豆味噌のなめこ汁
・村上農場のじゃがいもと青大豆、タマフクラ大豆の彩りポテトサラダ
・青大豆の鬼おろしポン酢かけ
・高知より届いたカツオのたたき
・おつけもの
給食の豆ごはん
いつものように予定時間を超え、今日もまた、女子会のような勉強会でした。
1980年代に生まれた人たちが小学生の頃、給食に出てきた「豆ごはん(ピースごはん)」が美味しくなかったから、その世代は「豆ごはんが嫌い」なのだという話、とても参考になりました。
「私たち世代が嫌いな料理は、おそらく家庭で作らないから、その子ども世代はまず食べる機会がなくなりますよね」とMさん。「そうそう!」とTさんも。私だって、スパゲティ・レバーソースを給食に出されて、レバー嫌いになりました。。。
給食で出てくる食べ物が、その人の食人生に大きく影響することを、文部科学省、教育委員会ほか関係各位は、どれくらい考えておられるのか‥‥
春になったら「豆ごはん嫌いが、お替わりする豆ごはん教室」とか、やってみようかなぁ〜(^^)
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