白花豆を使ってみよう
大粒豆は水戻しに注意
豆の袋など見ていると「1晩水につけてもどす」と書かれているの、見かけますね。
豆をもどす時間は、豆によって違います。粒の大きさ、豆の種類、収穫されてからの月数、年数などによって、似たような豆でも水戻し時間が変わってきます。
季節によっても変わります。寒いときほど、戻り時間が長くかかります。
◎戻りやすい豆は、小粒の豆、皮が薄い豆、新豆
△戻りにくい豆は、大粒の豆、皮が厚い豆、旧穀(収穫から1年以上経過した豆)、小豆
小豆はヘソの部分しか水を吸うところがないので、大豆や手亡豆などのように表面から水を吸収できず、戻りが遅いのです。
大粒豆の一例を挙げると、白花豆、紫花豆、藤花豆、黒花豆、花魁豆、乾燥そら豆‥‥
白花豆を戻してみましょう。
白花豆をもどしてみましょう
1.ボウルに豆を入れ、水を加えてやさしく洗います。
2.洗った水を捨てて豆だけを軽く混ぜて、再度水を加えてかき混ぜながら洗います。
3.水を捨ててかき混ぜ、新しい水を加え、水が汚れないようであればそのまま浸しておきます。
浸す水の量はたっぷりと。豆の約3倍量以上あったほうが安心です。
4.白花豆は新豆のときでも1晩では戻りにくいことがあります。
小さいボウルで1晩もどしたら、まだシワが残りました。
ボウルを大きくして水の量を増やし、更にもう半日ほど浸しておきました。
シワが伸びてから水煮にしたり蒸したりするほうが、煮えムラが出にくく、豆が均一においしくなります。煮えにくい豆に合わせて全部を長い時間加熱していると、煮くずれしてしまうことに‥‥
白花豆を料理しよう
白花豆のような大粒の豆は、
1.甘煮にする
2.塩コショウ、オリーブオイルで和える ‥‥ 野菜やベーコンなどと混ぜて、サラダに
3.煮込みに ‥‥ これ、オススメ
トマト煮込みにしました。
材料は、みじん玉ネギ、ニンジン小さいサイコロ切り、挽き肉、白花豆水煮、缶詰のトマト水煮、オリーブオイル、塩、コショウ、白ワイン、香辛料(オレガノ、クミンシード、ガラムマサラなど有り合わせ)
そのまま食べてもOK、パスタソースにしても合うし、グラタンにも応用できます。
耐熱容器にトマト煮込みを入れて、黒コショウ、チーズ、パン粉をのせてオーブンへ。グラタンモードで加熱して出来上り。
白花豆の代わりに、大花豆、手亡豆、白金時などでもお試しください(^^)
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