豆は「しあわせ」のタネである

「あんこもの」おぼえ書き

「時をかけるあん」2021で買ったお菓子の記録です。このブログの前に2つ載せています。

 

東京都 中里の「南蛮焼」

2個入り 460円

黒糖風味が濃厚。「南蛮焼」という名前からして時代性のある食べ物なのだろうなと思いました。

「中里」さんは、創業明治6年の老舗。手作りで作られた商品だとか。

「焼き立ては、さぞかし美味しいだろう」と思ったので、オーブントースターでリベイクしていただきました。風味が戻って、なつかしい美味しさを味わえました。

 

山形県 木村屋の「栃栗大福」

 

栃栗大福 130円

だだちゃ豆で知られる山形県鶴岡市のお菓子屋さんが作られた大福です。やわらかい大福生地を頬張ると、栃の実の香りがふわ〜っと口いっぱいに広がりました。中のこし餡に栗の刻みが入り、いいアクセントに。

鶴岡の大福と思って、うれしくいただきました。

 

千葉県 こば屋本店「らっかどら焼き」

らっかどら焼き 120円

日本で販売されている落花生の9割が輸入品と聞く中で、このどら焼きには千葉産の落花生が使用されています。白餡に茹でた落花生を混ぜた餡が挟まれていて、豆だけの餡とはちょっと違う? と感じました。

名前が「らっかどら焼き」で、断面を切ってみたから「落花生入りの餡どら焼きね」と思ったけど、何も書かない袋に入れられていたら、もしかすると気づかない人もおられるかもしれません。

この餡のベースが白餡であることも、気づかないまま召し上がる方もおられるように思いました。

 

佐賀県 村岡総本舗の「シベリア」

2個入り 450円

何ともノスタルジックなパッケージ。佐賀県小城市の村岡総本舗は、小城羊羹で著名な老舗です。

シベリアはカステラ生地に羊羹を挟んだお菓子で、明治・大正時代に作られたお菓子とのこと。各地にいろんなシベリアが存在します。

村岡総本舗のシベリアは、「伝統製法の小城羊羹を、風味豊かなバターカステラでサンドした」もの。老舗の風格あるプチサイズな甘味。佐賀のお土産にレトロっぽい雰囲気が似合いますね〜。カステラも美味しいです。

 

秋田県 山田桂月堂「おおだて えだまめモナカ」

ひとつ 139円

枝豆の形のもなかには、もちのろんろん、枝豆風味のあんこが入っています。うれしい。食べる前からテンション上がります。

もなかのタネ(皮)も、うっすら緑色。中のあんこは枝豆と白餡のミックス餡。甘いけど、枝豆っぽい味もわかります。

このもなかを見ていたら、秋田県大館市に行ってみたくなりました。山田桂月堂さん、ありがとうございます! みんなにも教えた〜い😀

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コメント

    • 髙橋美恵子
    • 2021年 11月 26日

     
     どれもこれも美味しそう。
     あんこは幸せを運んでくれそう。
     笑顔になります。
     のどかさんのブログで豆の力を再認識してます。

      • Nodoka
      • 2021年 11月 27日

      髙橋さま ホントそうですよね。あんこもの、大好きです♡

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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