豆は「しあわせ」のタネである

亀岡の枝付き「たんくろう」枝豆

枝豆「たんくろう」のこと

*枝豆ポタージュの作り方を、終盤に載せています。

今回、京都亀岡の「たんくろう」という枝豆を食しました。「たんくろう」は、去年から意識するようになった枝豆品種です。

・昨夏、TBS「マツコの知らない世界」で紹介した「京都伏見 辻音の黒枝豆」は「たんくろう」でした。

・昨年と今年、私がベランダ栽培で育てた枝豆も「たんくろう」でした。

・7月下旬に食べた黒大豆枝豆「富山ブラック」の品種は「たんくろう」でした。

・7月末に食べた「じつらく 吟醸枝豆」黒大豆の品種は「たんくろう」でした。

と、意識し始めたら「たんくろう」とはけっこうご縁があります。

「たんくろう」「中早生たんくろう」「スーパーたんくろう」は、京都の丸種株式会社が商標登録された枝豆のタネ。早い時期に収穫できる黒枝豆品種です。

 

京野菜  たんくろう

枝豆は野菜豆で、京都府内で栽培された野菜は京野菜。だから、京都府亀岡市で収穫された「たんくろう」は、京野菜なのです。

ちゃんと意識したことはありませんでしたが、枝豆も京野菜なんですよね。

枝付きのたんくろうの袋には「亀岡産 おいしい黒枝豆」と書かれていました。

フレスコ烏丸店で購入。枝付き 550g、サヤ豆 430g、498円+税 でした。

残念ながら小さな虫喰いも混じっていて、途中で外したのがけっこうありました。フサフサした茶色いうぶ毛は、ゴシゴシ洗っていると茶色いのが水に浮いてきます。

鉄のフライパンで蒸し茹でにしている途中、「やっぱり黒枝豆はアワの出方が多いな」と思いながら、加熱調理しました。かたさチェックで食べてみると、いつもの枝豆と同じ時間では、ちょっとカタイ感じ。さらに2分加熱して、ザルに上げてウチワであおぎ冷まします。

黒枝豆は、熟成が進んでいる感じの味でした。あと4〜5日早かったら、もっとプリッとしていたのかも‥‥ ちょっと残念。ベストタイミングな「たんくろう」を食べたいです。

ちなみに常温に冷ましたものを冷蔵庫に入れ、翌日に食べてみると、ずいぶんカタイ感じになっていました。若い枝豆や茶豆系は冷蔵保存しても、こんなふうにカタクはなりません。

 

冷製の枝豆ポタージュを作りました

亀岡産「たんくろう」は、半分くらいそのまま食べて、半分は調理に使いました。

枝豆ポタージュは、温かくても、冷たくても美味しくいただけます。

[材料] 枝豆(サヤ込み)200g、玉ネギ 中1/2個、牛乳 300〜400cc、オリーブオイル 小さじ1/2、塩 少々。

[作り方]

①加熱後、サヤから取り出した枝豆と、薄切りにして軽く炒めた玉ネギ、牛乳の半量をミキサーにかける。(私は豆の薄皮も使いますが、キレイな緑色にしたいときは薄皮をむいてください)

②鍋に①と残りの牛乳を入れて、加熱。塩を加えて調味する。

③冷たくするときは、常温に冷まして冷蔵庫へ。

と、これだけの手軽さで作ることができます。やさい豆は、乾燥豆より手軽に使えますね。

*そのほかの枝豆について、豆なブログ「枝豆のこと」に書いています。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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