8月15日の「御霊おこわ」
戦没者を追悼し平和を祈念する日
8月15日を「終戦記念日」と思っていたら、今は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」というそうですね。1982年4月から、そういう日になっていたそうで、何とも世間知らずを恥入っております。
「戦没者を追悼し平和を祈念する日」のことは知らなかったけど、ここ何年か、私は毎年、この日に「御霊おこわ」を作っています。「毎月1日と15日は赤飯の日」と言い続けてきましたが、今日だけはどうしても「お赤飯」の気持ちになれません。自分の気持ちに正直に・・・
御霊(みたま)おこわは、別名「黒飯(こくはん)」とも呼ばれています。
もち米の白いお蒸かしに、別茹でした(または蒸した)黒豆を後混ぜにし、白いごはんに黒い豆がポツポツのります。これ、必ずご飯と黒豆は別々に調理して、最後に合わせないといけません。最初から一緒にすると、黒豆の色がご飯に移って、紫色のご飯に黒豆が混じることになります。
御霊おこわの作り方
[材 料]
・餅米1.5合 うるち米0.5合
・塩 小さじ1/4
・黒い豆の水煮 大さじ3 塩 少々
・白ごま 小さじ1/2 (好みで)
[作り方]
①黒い豆の水煮を用意する。
1晩水浸けして、鍋に豆、水、塩少々を入れて茹でる。豆は黒大豆、黒千石(雑穀売場で売られている小粒の黒い大豆)、黒小豆、黒いんげんなど。黒々と茹で上げるには、鉄鍋や鉄釘などを活用する。
時間がないときは、市販の「黒大豆の蒸し豆」なども活用可。
②餅米と白米を合わせて水洗いし、ザルに上げて30分ほどおく。
③炊飯器の「おこわ」目盛りで②を2合分の水加減し、塩を加えて「おこわ」モードで炊飯。
④白おこわが炊き上がったら、①の豆を水切りし、白おこわに混ぜて再度ふたをし、10分ほど蒸らす。
⑤器によそい、好みで白ごまをふる。
のどかさん
私も良く仏事の時にこの黒豆おこわ作ります。
郷里に帰られたのですね。
お母様お元気でしたか。
高橋さん、いつもありがとうございます。
母とお盆を過ごし、台風を避けながら、今日から元気に仕事しています。