豆は「しあわせ」のタネである

【京都伏見】辻音の黒枝豆 2105

思い出の枝豆

6月19日土曜日、辻音の黒枝豆が売られているのを見つけました。「あれ、こんなに早く売ってるの?」と、うれしくなって即買いです。

1束550円+税。京都堀川通沿いの「アイハート」さん店頭にモリモリと積み上げられていました。

この枝豆を初めて口にしたのは、2019年の6月下旬だったと記憶しています。テレビ番組に出演することが決まっていて、京都市民である私がおすすめする京都の枝豆として、この「辻音の黒枝豆」を推薦したのでした。

収録は7月初旬、番組スタッフさんが東京から京都まで新幹線で、朝獲りの新鮮なものを使うために買いに来てくださったのでした。おそらく前泊されたのだと思います。

6月下旬〜7月初旬の「辻音の黒枝豆」を、すこぶる美味しくいただいた記憶があります。

そして何より、ド緊張でマツコ・デラックスさんにプレゼンした、私にとって思い出の枝豆なのです。

 

辻音の黒枝豆の調理はマイルールで

枝付きの枝を落としたら、サヤ豆状態で375gありました。

枝豆に釣られてやって来た弟子が、両端チョンチョンをしてくれて、いつものように蒸し茹でに。

マイルール

・南部鉄のフライパンで、枝豆の高さの1/3量くらいの水を入れ、フタをして中弱火で蒸し茹でにします。

・時間はタイマー10分くらいで1度かたさをチェック。使う熱源や火力、豆の量によって熱の入り方が変わりますから、加減してください。

・蓋を開けて水分を飛ばし、好みで焦げ目を付けるのもアリ

おいしいのですよ。

蒸している時から、枝豆のいい香りがしてきます。く〜〜っ、枝豆だよ〜! って感じです。

その他、小ワザは又の機会に。

黒枝豆だから、緑色にうっすらと黒みが混じっていますね。

豆の状態もとても良く、10割まで張りすぎない、8割〜9割くらいの実り加減で収穫されています。枝付きなのに、2粒豆、3粒豆ばかりで、もしかすると1粒豆はハジイタの? と思ったくらい。

旨みがのって、豆の乳の味がして、ホントにおいしいのです。

まだ立ち上がりですが、今シーズン食べた枝豆の中では、マイベストのおいしさでした。やっぱ、いいですね。辻音の黒枝豆。品種は「たんくろう」です。

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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