今年の初えだ豆と鉄のフライパン
JA全農岐阜の「岐阜えだまめ」
近所の食品スーパーで「あ〜、もう出てるんや〜」と、思わず手にした枝豆は、まだちょっと小ぶりで痩せっぽっちなSサイズの枝豆でした。158円+税ですから、大きさをとやかく言う話ではありません。
先ほど蒸し茹でにして、一気にペロリと無くなりました。税込170円にしては上々です。
あと2週間くらいすると、もう少し実が太って食べ応えある枝豆になるのでしょうね。これから始まる枝豆シーズンが楽しみです。
鉄製フライパンの真実
枝豆と言えば、かねてより手持ちの調理器具を比較して、何人にも食べ比べをしていただきました。そして「ティファールより南部鉄のフライパンのほうが、絶対おいしくなるから!」と、多くの枝豆ファンにお伝えしてきました。
が、私の鉄製フライパンは焦げが付きやすくなり、しばらく使用をお休みしたままにしておりました。
そろそろ始まる枝豆シーズンを目前に、意を決して本日、南部鉄器協同組合さんに、お訊ねの電話を入れさせていただきました。
「重たいから、往復の送料とメンテナンス費用を払ったら、ずいぶんな金額になるだろうな」と、ある程度は覚悟して電話をしました。すると、やはり、私が使っている「直径20cmサイズくらいのものであれば、3,000円台で購入できるところもあるから‥‥ 」とのお返事でした。
それでも、「長年(福岡時代から)使っている鉄のフライパンだから、この状態で処分するのは悲しいです。プロの手当てで快復するなら、費用を払ってもいいと思って‥‥」と、意図を伝えました。すると、とてもご親切に、素人でもできるメンテナンス法を教えてくださいました。
鉄製フライパンのメンテナンス
1.塗装が剥げて焦げ付くようになっていたら、フライパンに水を張り沸騰させ、更に2〜3分加熱する。
2.熱湯を捨てて水を入れ、再度沸騰〜加熱を3〜4回繰り返す。
3.その後、キッチンペーパーに植物油を吸わせ、フライパンの表面に油をひく。
4.1〜3を何度か繰り返したら、状態が快復する(塗装は戻らないが、焦げ付きは抑えられるようになる)こともある。
とりあえず今日、1〜3までを1回やりました。明日と明後日と、様子を見ながら繰り返したら、少しマシになるかもしれません。
私はこれまで、「塩揉みして水洗いした枝豆を南部鉄のフライパンに入れ、コップ半分くらい水を加えて蓋をして、弱火でじっくり蒸し焼きにすると美味しい」と何度も述べてきました。
そうやると空焚き状態となり、鉄鍋には非常に良くない環境を作ることになるそうです。
もし、私の言うとおりにして、鉄製のフライパンやスキレットをダメにした方がおられましたら、お詫びします。ごめんなさい。盛岡、山形、埼玉、富山、境など、鉄器の産地の方がご覧になったら仰天調理法だったのですね‥‥
おいしさを追求するか、道具を大切にするか。
素人考えだけでは到達できない、道具を大切にする美味しさの追求を、今シーズンの枝豆と共に見つけたいと思った出来事でした。
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