豆は「しあわせ」のタネである

山形県鶴岡産の茶豆

山形庄内平野の土・水・空気が育んだおいしさ

京都市内の食品スーパーで時々見かける茶豆です。今回は、北大路VIVREの「KOHYO」で購入。398円+消費税で429円でした。少し前に「生鮮館」でも同じくらいの価格でした。

山形から京都まで運んでくるクール便送料を考えると‥‥ 岐阜の枝豆より100円くらい高値がついていても、納得して購入しています。山形って新潟県より遠いのです。

しかし、岐阜や山形より、京都市内で京都産の枝豆のほうが高く(もしくは同価格帯で)売られているのを不思議に感じます。

 

今回の茶豆、商品名は「自然がいっぱいの山形県鶴岡でおいしく育った茶豆です」が商品名? 裏に記載がないので、おそらくそうでしょう。鶴岡も、いつか一度は行ってみたい土地です。庄内平野、映画「おくりびと」の舞台ですね。広いのでしょうね。

 

鶴岡の茶豆

茶豆のおいしい食べ方はコチラ。

私はフライパンに水洗いした茶豆を入れて、水を加えて蓋をして、蒸し煮にしました。

弱火でいつもくらいの蒸し時間(10分前後でチェック)にしていたら、やわ茹でになっていました。袋には「たっぷりの沸騰した湯で2〜3分目安」とありますから、比較的短時間で火が通るようです。

途中からホント、「茶豆だよ〜」と招く香りがただよいます。

豆粒の薄い皮が、少し茶色味がかっています。皮の破けたところから緑色の豆粒が覗いています。

あ〜。やわ茹でも、おいしい。温かいとホクッとして、冷めてくると、茶豆の香りが強くなるように感じます。

 

398円+税の袋は、おそらく小ぶりな豆を集めた袋でしょうか。2粒豆が主流で、3粒豆と1粒豆が同じくらい混じっていました。

鶴岡の方たちも、茶豆をたくさん食べておられるのでしょうね。

この茶豆が青森県弘前市あたりへも伝わっていったのだろうと、昨年お聞きした話を思い出しながら味わいました。

 

全部食べてしまいそうになるところを我慢して、今回はポテサラに混ぜてみました。

はい。ポテサラに茶豆の個性ある食味が加わって、味わいあるポテサラになりました。粉チーズをかけても、美味しそう‥‥

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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