ツタンカーメンのえんどう豆/乾物
やさい豆から採れたタネ
ツタンカーメンのえんどう豆 続編です。
静岡の友人に「実家の母が植えるのに、少しタネを分けてほしい」と頼んでいたら、豆粒が230g 届きました。赤茶色と肌色と入り混じっています。
ふふふ。「東伊豆まち温泉郷 湊の朝市」のビニール袋に、きっと計量することもなく、ざ〜っと入れて送ってくれたのだと思います。広告学校時代の友人・Yさん、ありがと〜♪
これが、接写した「ツタンカーメンのえんどう豆」。赤いのと肌色のと入り混じり・・・?
どっちもツタンカーメン? ツタンカーメンって、赤やないと?
赤いの、なんだか梅干しみたいですね。(^^)
この前、友人から届いたナマのツタンカーメンに、紫色の莢と緑色の莢があったのは、もしかして‥‥
豆が赤茶色のが紫色の莢になり、肌色の豆が緑色の莢になったのかも‥‥
豆は時空を超える
ツタンカーメンのえんどう豆、この豆は静岡県賀茂郡河津町で収穫されたものです。
友人の話によると「尾道から伊豆へ、そして京都へ旅した豆、そして八女へ・笑」とありました。
広島→静岡→京都→福岡と、3県1府を旅するわけですね。
もともとは、エジプトで1922年に発掘されたツタンカーメン王のピラミッドから出土したものだそうで、1965年に日本に入ってきたのだそうです。
*旧・豆なブログ 2010.5.21参照 もしかして「赤えんどう」って?
紀元前1354年頃に亡くなったツタンカーメン王の墓に入っていたエンドウ豆が、3276年後に発掘され、その子孫が王の死から3370年後に、京都の私の机の上にある。
あぁ!
豆はタネである。乾物の豆は、仮眠状態の豆である。豆は時空を超える。
昨秋のご講演の中で、藪先生がおっしゃっておられた3つのことが、いま私の机の上で実証されている‥‥ ツタンカーメンのえんどう豆に、言い知れぬ喜びを感じます。
静岡のYさん、ありがとうございます。
八女のK子さん、来春の栽培をよろしくお願いします。来春どころか、う〜んと長生きして100歳超えるまで、ツタンカーメン育ててよ。
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