豆は「しあわせ」のタネである

UPGRADE でテイクアウト

Plant based kitchen UPGRADE

過日のテレビ番組「カンブリア宮殿」を視て、この店を知りました。不二製油さんの大豆ミート食品を味わえる実店舗が大丸心斎橋店にあるということで、どんなお店なのか気になって覗いて来ました。

店舗は地下2Fにあり、すぐに見つけることができました。フードコートのような感じになっており、注文した料理は中央に設けられた食事スペースで、気軽に食べられるようになっています。

デリカフェの雰囲気の白っぽい店舗。選んだ料理を対面式で注文すると、プレートに彩りよく盛り付けてくださいます。

好きなフードの3種盛り、4種盛り、5種盛りを選べるようになっていて、それにスープとパン、もしくはごはんが付けられます。デリのみもOK。

気になったのは「大豆ミートがどのように使われているのか」でした。興味津々で、ショーケースを順に見ていくと「まめまーじゅ」なる食材名が目に入りました。プレミアム豆乳から作られたチーズ風新豆乳素材とのこと。

迷いながらスタッフさんに相談しつつ、4品を選びました。

 

本当はその場で食べたかったけど、先日書いた「プラントベース赤丸」を味わったあとだったため、テイクアウトをお願いしました。

 

すべては、大豆から

右上から時計回りに

・仲良し野菜の  クリーミーまめたん

・至極のベジバーグ 〜きんぴら〜

・クミン香るカシューナッツと  まめまーじゅの人参ラペ

・ケールとピンクグレープフルーツと  まめまーじゅの中華サラダ

これで税込1,188円でした。

「ベジバーグ」は、とってもライトなバーグでした。やわらかな甘みに、きんぴらの甘醤油味が加わって和テイストの美味しさに調えられています。

「まめまーじゅ」は本当にチーズのようでした。フロマージュの豆バージョンですね。中華サラダも、人参サラダも、いちいち大豆素材うんぬんを語らなくても、これだけで充分おいしいのです。

「クリーミーまめたん」は、グラタンの豆バージョンなるネーミングでしょう。うにテイストに仕立てたソースが、複数の野菜をうまくまとめていました。

UPGRADEのデリフーズ、私は好きです。デパ地下でよく見かけるお洒落なデリフーズの大豆バージョンとでも申しましょうか、大豆だいずしていないところが魅力だと思います。

大豆ミートのひじき煮などもありました。が、それぞれが自己主張し過ぎず、いつもの料理に気がつけば大豆食材が使われていた、というような切り口がお見事だと思いました。

今回はテイクアウトでしたが、次は、出てきて直ぐのものを、ショップが見える席で味わってみたいです。お相手してくださった男性のスタッフさんが、とても好青年だったこともポイント高し。レジの女性スタッフさんも、すこぶる親切でした。いいお店ですね。

ホームページには、

これからの人と地球の未来を救う貴重な食材「大豆」。
その大豆がもつ無限の力を最大限に引き出し、おいしくそして健康になれるよう、サプライズなメニューをご提供します。

と書かれていました。

すごいなぁ、ここまで大豆に焦点を定め、魅力ある店づくりができるなんて。

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  1. 2021年 2月 22日

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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