豆は「しあわせ」のタネである

自家冷凍の枝豆

試してみました

6月から10月まで、たくさん口にした枝豆。10月は特に黒豆の枝豆をたくさん味わうことができました。そして、前から気になっていたことを試してみました。

それは、黒豆の枝豆を冷凍することです。

兵庫県丹波篠山の「小田垣商店」さんから取寄せした 丹波黒大豆のえだまめ「丹波の黒さや」のしおりに書かれています。

「黒さやを、長期間保存される場合(一度に食べきれない時)は、さやを枝から切りはなし、サッと熱湯に入れ(約1〜2分位)、冷凍して保存してください」と。

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「丹波の黒さや」を熱湯で1分半茹でました。そのあと湯切りして、フリーザーバックに入れ、バットを敷いて冷凍庫に保存。それから半月経過、20日経過。

 

茹でて冷凍しておいた豆を、どのように食べるのが良いのか、残念ながら小田垣商店のしおりに記載はありませんでした。

 

「茹で」と「蒸し焼き」

自家冷凍した枝豆は、どう食べるのがおいしいか、比べてみようと思いました。

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10分間茹でた枝豆と、10分+3分蒸し焼きにした枝豆、いつもだったら蒸し焼きのほうが好きです。

茹でた枝豆は、食感が微妙でした。味はおいしいのだけど、大袈裟に表現すると、表皮と実の間にぐにゅっとヒトクセあるような感じ‥‥

蒸し焼きにした枝豆は、時間を長めにとると良いかもしれません。浅塩で、パクパクいただきました。でも、いつもの冷凍しない枝豆のほうがおいしい?

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そして、思いました。家庭用冷凍庫で冷凍した枝豆は、ビミョウ。冷凍しないまま茹でたり、蒸したりして食べるのがおいしい。これまで、冷凍せずに2〜3日で食べてしまっていたのが正解だった、と。

 

いつもは「こんなおいしいものを一人で食べたらもったいない」と、蒸し焼きにしてあちこちに配っていたから、手元に残らなかったのでした。

 

冷凍の良いところは、日持ちを長くすることと遠くまで運ぶことに役立ちます。だから、冷凍について知りたいと思いました。黒豆の枝豆は、豆の粒が大きいから、家庭用冷凍庫でチマチマやってても駄目なんでしょうね。

海外から日本に入ってきている大量の冷凍枝豆は、茹で時間と冷凍方法が食べるときのおいしい食感につながっているのだと思います。

う〜ん。残り半分も、熱し方を変えて味わってみようと思います。

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  1. 2017年 9月 04日

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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