豆は「しあわせ」のタネである

【丹波篠山】黒大豆枝豆のワークショップを開催しました

10月は丹波篠山の黒枝豆

8月から月2回、枝豆ワークショップを開催してきました。最終月は丹波篠山の黒枝豆。トリを飾るにふさわしい立派な枝豆です。

10月2日にお訪ねした「丹波 たぶち農場」の黒枝豆を取り寄せし、10月16日(土)と17日(日)の2日間、皆さまと共に味わいました。

丹波 たぶち農場の「丹波篠山 黒大豆枝豆」500g強×4袋入り 税込 3,200円+配送料

ワクワクするほど、立派な黒枝豆です。丸々とした大粒の枝豆、私は緑色の若々しい枝豆よりブチが出てる旨みの強い豆が好きです。

皆さまにも、枝豆の熟成が進むにつれてブチが入るのが混じることもお伝えしました。今回の参加者にはお子さま参加もあり、大人は「ブチの真実」を理解できても、プチ紳士は黄緑色がお好みのようでした。ふふ、子どもらしい!

 

丹波篠山の黒枝豆について

ワークショップは ①丹波篠山について ②黒枝豆について ③黒枝豆のおいしい調理法実習 ④豆殻入れを折る実習 ⑤試食会 の順に進めました。

・丹波篠山の地形と気候風土は、おいしい黒大豆を育みます。このあと枝豆が完熟してお正月の黒豆になるのを、枝豆状態で若穫りしているのが、黒大豆枝豆です。

・丹波篠山の黒大豆栽培は、今年2月に日本農業遺産に認定されました。FAOがその窓口です。

・丹波篠山では、300年以上も前から黒大豆栽培が受け継がれてきました。

・丹波の黒枝豆には「解禁日」が設けられています。今年は10月5日が解禁日でした。

・昨年、今年と新型コロナウイルス感染症対策のため、2年連続で「丹波篠山 味まつり」が中止されました。しかし、10月の解禁日以降、毎週末は枝豆や秋の実りを求める人たちで、丹波篠山は賑わいます。

 

丹波の黒枝豆 試食会

黒枝豆 食べ比べ

・産地おすすめの調理法 ーーー 鍋で茹でてうちわであおいで冷まし、塩を振る

・のどか おすすめ調理法 ーーー 前塩、両端チョンチョン、蒸し茹で、うちわであおいで保冷剤で冷ます

・調理後まだ温かさが残るうちに味わう

・調理後に冷まして味わう

・充分冷まして常温で味わう

・オーブン焼き、オリーブオイル+ハーブソルトで味わう

皆さまの感想は「やっぱり丹波の黒枝豆は、おいしいですね〜!」「甘みが強く感じられます」「こんなにおいしいの、初めて!」「丹波の黒枝豆を食べるの、初めてかも・・・」「蒸し焼きのほうが好きです。豆の旨みを強く感じます」「蒸し焼きのほうが、味が濃く感じます」「若いのも、ブチが入ったのも、違う味が楽しめていいですね」「冷めたほうが、味が深くなる気がします」「えだまめ、おいしい!」「おかわり、ください!」

 

枝豆料理の試食 今回ご用意したのは、こちら

▲ Tさん差し入れの丹波の黒大豆「煎り豆」、たぶち農場の「黒豆グラッセ」

▲ ビーツクラッカーにホタルいかと黒枝豆の糠漬け、チーズ、黒枝豆ディップを添えて

▲ おからサラダ(初日は生しらすサラダ)と、ラタトゥイユに黒枝豆を各自でトッピング。黄えんどう豆100%のZENBヌードルと共に

▲ ドミニカ・スイーツの黒枝豆アレンジ

ドリンクはビール、ノンアルコールビール、ノンアルコール飲料、子どもビールっぽいの、八女茶のアイスと温かい煎茶、宇治のほうじ茶、一風堂のルイボスティー、コーヒーなど。

皆さま、ご満足いただけたでしょうか?

 

2年にわたりコロナ対策で、少人数(2〜4人)を対象にしたワークショップを開催してきました。

来年は違う試みができたらと思います。今シーズンの枝豆ワークショップにご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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