豆は「しあわせ」のタネである

9月1日「赤飯の日」紅大豆を使ったお赤飯

毎月1日と15日は「赤飯の日」

日本のいくつかの地域では、昔から1日と15日にお赤飯を作っていたと聞きます。神棚のお榊を替えるように、1日と15日は赤飯を作って神棚に上げる。その日は仏さまへのお供えも「お赤飯」。私の郷里(福岡県)でも、商家にはそんな習わしを継承されているところがありました。パン、パン! と手を打って、店主自らお榊を新しくされていました。

「毎月1日と15日は赤飯の日」とスローガンを作り、しつこく5年、6年、言い続けています。よって、本日

9月1日も「赤飯の日」。あなたも誰かとどこかで、お赤飯を口にしてみませんか。

 

紅大豆を使って

川西町への想い覚めやらず、「こんなお赤飯もいいんじゃない?」と作りました。川西町では春につくる紅大豆の炊込みごはんを「さくらごはん」と呼んでいるそうです。

いつもは、大納言と「もち米3;うるち米1」の組合わせで作りますが、

紅大豆はいつもの逆で「うるち米3:もち米1」の配合で、炊飯器で作りました。

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紅大豆のアカがご飯にうっすらと広がって、おいしそうでしょう(^^)

せっかくなので金ゴマと軸みつばをまぶしました。

小豆やもち米が苦手な人にも、紅大豆のお赤飯は食べていただけると思いますよ。

 

「紅大豆お赤飯(紅大豆ごはん)」のレシピ

[材料]約4人分

紅大豆 大さじ2

うるち米 1.5合 + もち米 0.5合

塩 小さじ1/2

水 通常の2合分+大さじ1

金ゴマ(白ごま)や軸みつばは、お好みで。

 

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[作り方]

1.うるち米ともち米を合わせて、水洗い。ザルにあげて30分ほどおく。

2.紅大豆は軽く水洗いする。鉄のフライパンやスキレットなどで、紅大豆を乾煎りする。弱火で20分ほど、焦がさないよう様子を見ながら煎る。

3.1と2を炊飯器に仕込んで水加減し、塩を加えたら、いつものように炊飯する。

4.炊き上がりに、金ごまや軸みつばを混ぜて出来上り。(何も加えなくてもOK)

 

*じゃこを一緒に炊き込んでもおいしいです。その時は、水2合分+酒大さじ1に変えてください。作り方3のタイミングでじゃこを加えます。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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