豆は「しあわせ」のタネである

亀屋良長の「shocolat 笑」

竹に犬と書いて笑う

JR京都伊勢丹 サロン・デュ・ショコラの会場内で見つけた亀屋良長さんの「chicolat chaud」、ただの即席ホットココアの素だったら通り過ぎたはずだけど‥‥

その開発意図の素晴らしさに惹かれ、買わせていただきました。(写真は店員さんにお断りして撮っています)

chocolat chaud 笑

竹に犬と書いて「笑」。古くより、竹と犬は縁起の良い組合わせとして用いられてきました。百年以上前の木型を復活させ、濃厚なカカオとミルクの押しものを作りました。カップに入れて、お湯を注ぐとほのぼの笑み溢れるホットココアの出来上がり。

〔亀屋良長さんの「ショコラ笑」売場ポップより〕

あぁ、何と素晴らしい。これぞ、京都の和菓子屋さんの仕事! と、うれしくなります。

これを見て直ぐ、Fさんに差し上げたいと思いました(Fさんは私より年上の女性です)。

京都好きなFさんは、きっと喜んでくださると思いました。

亀屋良長さんの本店へ

Fさん用は買ったけど、送ったあとに自分のも欲しくなって、豆ラボから自転車を飛ばして10分ほどの亀屋良長さん本店に買いに行きました。

さすが本店の風格。創業享和三年(1803年)の和菓子の老舗さんです。

店内で、その他のバレンタインっぽい商品もお味見させていただき、「ショコラ笑」を買い求めました。

同じ商品なのに本店で買うとなお、愛らしく感じます。これら商品を開発されたのは、1983年生まれの藤田さん。

フランスでパティシエを経験されたのち、帰国して亀屋良長さんで新ブランドを立ち上げられたと、しおりに書かれていました。

Satomi Fujita by KAMEYA YOSHINAGA ]には、フランスのエッセンスと和菓子の伝統、人をしあわせにするやさしい気持ちが込められています。

ショコラ 笑、バレンタインシーズンからホワイトデーの頃まで販売されると聞きました。百貨店の催事が終わっても本店で買えるそうですが、「生産の都合により事前に確認して買いに行くほうが安心です」と教えていただきました。その対応もまた、京の和菓子の老舗さんのお気遣いだなといたく感心しました。

chocolat chaud 笑 540円(税込)

 

 

 

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コメント

    • 長田淳子
    • 2017年 2月 15日

    昨日、豆のレシピ本まだありますか?と連絡した長田です。お返事ありがとうございます。残念ですが 見ることができません 私はスマホの操作に疎いので あきらめます お手数かけてすみません(^人^)

      • Nodoka
      • 2017年 2月 15日

      長田さま 度々すみません。
      ご住所がブログに載るのがマズイだろうと思いまして、ご住所をお知らせいただきたいメールアドレスをご連絡しておりました。
      このコメントに返信してくだされば、住所を控えてコメントを消去致します。

    • 長田淳子
    • 2017年 2月 15日

    のどかさん お手数おかけします(^人^)

    楽しみにしています

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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