茄子とミョウガの呉汁
作ってみたくなりました
火曜の晩に、岩岡館長が言われていた「茄子とミョウガの呉汁」、それはおそらく夏の食卓にあがる汁物だったのでしょう。岩岡家では、いくつかの組み合せの呉汁が登場するのだろうと思いますが、館長の記憶の中のベストが「茄子とミョウガの呉汁」なんですよね。
それを作ってみたいと思って、大豆を水浸けし、呉汁のレシピを探し出して‥‥
2つ前の黄色い表紙の『凛』で、お坊さまに習った精進料理は「根菜と大豆たっぷりの呉汁」でした。
その時の作り方を思い出しながら、勝手にアレンジして「茄子とミョウガの呉汁」を組み立てました。
カラーバランスを思案する
茄子の紫色は熱を入れると濁るはずで、ミョウガの臙脂色は熱を加えると薄くなるはずで、肌色の薄い大豆は茄子紺のせいで汚れ色になるでしょう‥‥
作りたいのは、夏の爽やかな朝、明るい光のもとで味わう呉汁。
だから、緑色の豆を選びました。
豆ラボに在庫している青大豆から、滋賀県産のあおばた豆をチョイス。
1晩+α、じっくり水浸けしてミキサーにかけて、回し過ぎないよう気をつけて‥‥
煮ているときに、泡ぶくぶくになるのをすくい取らないよう我慢して‥‥
茄子は拍子木切り、ミョウガは輪切り、ネギは小口切り、
味噌は自家製の減塩タイプ、お坊さんレシピに習ってみりんも入れて‥‥
美味しくなりますように‥‥
まだまだよねぇ〜
呉汁、黒目の大豆を選ぶと汁が美しくならないです。次は、あおばた豆ではなく、秘伝豆をチョイスしよう。
呉汁、大豆を水戻ししなくていいように、枝豆を使ったらどうなのでしょう? 肌色の大豆も、青大豆も、枝豆は緑色です。
呉汁、あと3回くらい作ったら、自分のレシピになるでしょう。
豆資料館の料理講習会で行った「呉汁」はゆでた大豆を使って作りましたよ(^O^)
家族や周辺の人たちに水に浸した大豆で作った呉汁を試食してもらったとき、試食された方より青臭くて、飲みづらい。ごろごろしてると言われました。
いろいろ探して、ゆでた大豆を使用しているレシピがあったのでそれを参考にして作って試食してもらったら、飲みやすくなった、美味しい。これだったら、食べられるとみなさん言っていました。
豆資料館の呉汁レシピをありがとうございます。
そうか、ゆでた大豆を使うから、その後の調理時間も短くて済むのですね。
お坊さまからは「ブクブク浮いてくる泡もすくわない」と教わったので、その通りに作っていたら、ガスコンロにこぼれた煮汁を焦がしてしまいました。
豆資料館レシピの「呉汁」、作ってみます。こうやって、豆の輪が広がっていくのがうれしいです。(^^)