豆は「しあわせ」のタネである

豆トモの予感

豆を育て、豆を使い、和菓子をつくる人

10月13日(土)午後、京都市役所の近くにある京都ペレット町家ヒノコで、萩の ゆきさんのご講演をお聞きしました。石川県輪島市から来られた萩のさん、和服がお似合いでした。私の好きなキモノつながりの小東さんと雰囲気が似てるのです。

昨日が初対面、しかし、私たちは少し前からFacebook友だちで、萩のさんが京都に来られる機会に会いに伺ったのです。

萩のさんは能登の自然の中で草花を研究し、豆を育て、子どもたちを集めてワイワイやってる方、というような印象を抱いていました。ご講演をお聴きして、そのお人柄と多彩な才能に惹かれました。

あぜ豆」「まめんぼう」「ヤブツルアズキ」「あぜ豆しょうゆ」・・・次々に飛び出す萩のさんワールドは、探検と座学でしか知らない私の「」知識を実践でいくような、現実味のある生き方をされている方だなと感じました。いいなぁ、萩のさん。

 

萩のさんと「中村軒」へ

萩のさんと上洛前からのお約束で、日曜日は和菓子屋さん巡りに同行。

桂離宮の近くにある「中村軒」の麦代餅(むぎてもち)と、キビ殻で色付けするお赤飯をご紹介したくて、朝から待ち合わせ。あつかましくも「昨日の講師は、今日の友」くらいの感覚になり、豆の話と四方山話で、私たちは意気投合。

中村軒のキビ殻の写真を見た萩のさんは、それが「たかきびの殻」だということを教えてくださいました。

萩のさんの「のがし」プランや、花まつりスイーツコンテストの話など、話は尽きません。

食べているのか、話してるのか、探してるのか、撮っているのか、女どもは意気揚々(^^)

 

祇園「茶菓円山」へダッシュ!

私の計算では、そこが和菓子を売る店だったらサンダーバード時間に楽勝のはずでした。しかし、茶菓円山は、

カウンター席で煎茶をいただきながら、だのおこしだの温かい巻き菓子だの‥‥をいただく店でした。

銀色のお月みたいなお皿があまりにも麗しく、紫花豆があまりにも大きくて、サクッと済ませるわけにはいかず、やっぱりコチラでもシブトイ客になって仕舞いました。あぁ‥‥

萩のさんが「行きたい」と言ってくださらなかったら、おそらく私はこの店を知らないまま京都暮らしを続けていたでしょう。京都のことって、京都好きな遠来の客人のほうが、よほど詳しいですね。いざ住んでしまうと、アンテナが曇るのかもしれません。

青えんどう白花豆紫花豆は、茶菓円山の男性店長さんが毎日煮ておられるとのこと。美しい豆を味わうことができました。

萩のゆきさん、ただ者ではありません。

これからムクムクと世間を騒がしてゆかれる方だと予感します。ますますのご活躍を期待しています。

そして、また、ご一緒させてください。末長く、よろしくお願い致します(^^)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

豆行事や催しなど

2024年 12月
« 11月   1月 »
       1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31      

Plofile

豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
Instagram

バックナンバー